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フォステクス、10cmユニット2基使用のバックロードホーン型スピーカーボックス
2016年8月9日 12:07
フォステクスは、自作スピーカーボックスの新製品として、10cm径フルレンジユニットを2基装着できるバックロードホーン型の「BK1082-Sol」を8月15日より受注生産で発売する。価格(1台)は、仕上げがクリア塗装(CL)のモデルが109,000円、ブラウン塗装(BR)モデルが113,000円。納期は約1カ月。
'15年11月に発売したスピーカーユニットの限定モデル「FE108-Sol」(19,000円)を2基取り付けることができ、「繊細さと圧倒的な迫力が両立した」というバックロードホーン型のエンクロージャ。
板材は音響用に適したシナ合板を使用し、豊かな響きや自然な余韻を追求。スピーカー端子は、同社の金メッキ銅ターミナル「T150B」を採用し、端子部とスピーカーケーブルとの連結を圧着処理している。内部配線材はSFC103の芯線と同じOFC撚り線を使用し、スピーカーボックスの入り口からスピーカーユニットまでの音質劣化を抑えているという。
スピーカーユニットを取り付けるサブバッフル部分は着脱可能で、横/縦配置が選択可能。着脱には付属のLレンチ(大)を使用する。また、裏面下部にスペースを設け、おもりを入れて重心を下げることで、音質調整が行なえる。さらに、同社のスーパーツイータ「T90A」などとの組合せによるグレードアップも図れる。
外形寸法は300×447×915mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約19.5kg、ホーン長は220cm、空気室容量は4.5L。