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ほぼ全編IMAXカメラ撮影。映画「ハドソン川の奇跡」が9月24日公開
2016年8月10日 12:17
2009年、ニューヨークのハドソン川で起こった航空機事故の奇跡の生還劇。その知られざる真実に迫る映画「ハドソン川の奇跡」が9月24日から丸の内ピカデリー、新宿ピカデリー他で公開される。ほぼ全編をIMAXカメラ「ALEXA IMAX 65mmカメラ」で撮影されたクリント・イーストウッド監督最新作で、IMAX版での上映も決定。配給はワーナー・ブラザーズ映画。
あらすじ
2009年1月15日、極寒のニューヨーク。160万人が住むマンハッタン上空850メートルで突如起こった航空機事故。全エンジン完全停止。制御不能。機長は高速で墜落する70トンの機体を必死に制御し、目の前のハドソン川に着水させ“乗員乗客155名全員無事”という奇跡の生還を果たした。
着水後も浸水する機内から乗客の避難を指揮した機長は国民的英雄として称賛される。だが、その奇跡の裏側では彼の判断をめぐり国家運輸安全委員会の厳しい追及が行なわれていた……。
未曽有の航空機事故からの奇跡の生還劇の裏に隠された実話。確かな経験に裏付けられた機長の決断。一転、乗員乗客すべての命を救った英雄への厳しい追及。それでも折れない不屈の信念と、決して揺らぐことのない機長サリーの人間性を描き出す。
IMAXカメラでの撮影についてイーストウッド監督は、「気に入ったよ。とてもね。IMAXの人々は素晴らしかった。彼らの最新のカメラを持ってきたんだ。ちょうどカメラが出来たところだった。いくつかフッテージを撮影して確認した。この作品映像は、とても鮮明に見える。ものすごく鮮明なんだよ」とコメント。「ハドソン川の奇跡」では、6Kの高解像度の映像世界、世界が息をのんだ航空機事故の全貌を臨場感たっぷりにほぼ全編にわたって、大スクリーンで体感できるという。