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エレコム、装着感と音にこだわった小型Bluetoothイヤフォン。8時間動作で9,980円

 エレコムは、新開発のダイナミック型ドライバ「ETEM Driver」を搭載した、Bluetoothイヤフォン上位モデル「LBT-HPC50シリーズ」を9月中旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は9,980円前後。カラーはブラックとホワイトの2色。

LBT-HPC50
LBT-HPC50(ブラック)
LBT-HPC50(ホワイト)

 同社Bluetoothイヤフォンの最上位モデルで、ハウジングはカナル型(耳栓型)だが、耳かけスタイルを採用し、イヤフォン側に耳の形状にフィットするケーブルを採用。バッテリを内蔵しながら、ハウジングは小型・軽量化し、長時間の装着でもストレスなく、耳からの落下も防いでいる。また、ケーブルと服の衣擦れによるタッチノイズも低減した。

小型のハウジングにETEM Driverやバッテリを内蔵

 ドライバは、外磁型の磁気回路を採用して大口径化した、独自のドライバ「ETEM(ELECOM Torus External Magnet) Driver」を採用。ドライバ径は非公開だが、高性能マグネットの採用でドライブ能力を向上するとともに、ボイスコイルにCCAW巻線を使用し、振動レスポンスを向上。ワイドレンジでクリアな音質を実現するという。

 Bluetooth Ver.4.1に準拠。コーデックは、SBCのほか、高音質なAACとaptXをサポートし「ピュアサウンド・ワイヤレスステレオイヤフォン」とアピールしている。プロファイルは、A2DP、AVRCP、HFP、HSPに対応し、内蔵マイクによる通話に対応。マイク付きのコントローラで通話/終話やボリューム操作が可能。ワイドバンドの通話帯域を使用する「HD voice」や、DSPによるCVC(クリアボイスキャンセル)もサポートし、通話品質も向上している。

 小型のハウジングながら、再生時間は8時間、最大待受時間は250時間を確保。約1時間でフル充電が可能となっている。バッテリを左右のエンクロージャに内蔵することで、左右の音響条件を統一し、広がりあるステレオ再生を可能にするという。重量は約16g。