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デノン、AVアンプ「AVR-X2200W」のDTS:X対応アップデートを開始
2016年8月22日 12:14
ディーアンドエムホールディングスは、デノンブランドのAVアンプ「AVR-X2200W」を、オブジェクトオーディオフォーマットの「DTS:X」へ対応させる無償アップデートを、8月17日から提供開始した。対象となるのは、2016年9月までに生産された製品。
AVR-X2200WはDolby Atmos対応の7.2ch AVアンプ。全チャンネル同一構成のディスクリートパワーアンプを搭載している。HDMI端子は全てHDCP 2.2対応で、4K/HDR映像のパススルー出力に対応。192kHz/24bit対応のDAC搭載でハイレゾ音源再生もできる。Ethernetと無線LANを備える。
DTS:Xサポートについては発売時に、対応時期が決定次第アナウンスする、としていた。従来のチャンネルベースのサラウンドと異なる、オブジェクトベースのオーディオソリューションで、オブジェクト信号に記録されている音声情報と3次元の位置情報を使い、再生環境に合わせてリアルタイムに演算し、サラウンド音声出力が行なえる。
今回のアップデートでは、さまざまな不具合修正や動作安定性の向上なども行なわれる。詳細は下記の通り。なお、更新時は本体をインターネットに接続する必要がある。
- サウンドモードに「DTS:X」を追加
- 同一ネットワーク内のiOSデバイスで特定のアプリケーションを起動した際に、ネットワークモジュールが再起動する不具合を改善
- ケーブルテレビ視聴中に音声フォーマットがDolby SurroundからPCMに切り替わる際に、音声が途切れる不具合を改善
- インターネットラジオ再生時のディスプレイ表示を改善
- USBメモリ内の特定のファイルを再生した際の、曲名とアルバムアートの表示に関する不具合を改善
- USBメモリ内のWAVファイルをランダム再生した際の不具合を改善
- 入力ソースに「iPod/USB」や「Media Server」を選択して音楽を再生した際の動作安定性を向上
- 特定のAndroidスマートフォンをBluetooth接続した際に音声が再生されない不具合を改善
- アナログ2chソースの再生中、Audysseyやマルチチャンネルサウンドモードに切り替えた際に音声が出力されない不具合を改善
- AirPlayで特定のMP3ファイル(アルバムアートサイズが1,000×1,000ピクセル以上)を再生した際にAVアンプが再起動する不具合を改善
アップデート内容