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ケンウッド、HDR撮影対応のGPS内蔵ドライブレコーダ。20%小型化、約2万円

 JVCケンウッドは、フルHD録画、HDR機能やGPS走行記録機能を備えた、ケンウッドブランドの車載用ドライブレコーダ2製品を9月中旬より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、32GBのmicro SDカードが付属する「DRV-325」が22,000円前後。8GBカード付属の「DRV-320」が19,000円前後。

DRV-325

 1/2.7型の211万画素CMOSセンサーとF2.0の明るいレンズ、2.0型のフルカラー液晶画面を搭載したドライブレコーダ。筐体サイズを従来モデル「KNA-DR350」(’15年発売)から約20%小型化し、車内に装着しても視界を妨げないコンパクトさとした。2モデルの違いは、付属の記録用microSDカードの容量のみ。

 1,920×1,080ドット/27.5fpsのフルHD動画撮影が可能で、画角は水平100度/垂直52度/対角111度。HDR機能を搭載し、逆光時など明暗差が大きいシーンも、白とびや黒つぶれを抑えて録画できるとする。LED信号機の無点灯記録防止にも対応。録画フォーマットはMPEG-4 AVC/H.264(MP4)。

DRV-320

 録画モードは、車のエンジンに連動して自動で録画開始/停止する「常時録画」、3軸Gセンサーで衝撃や急激な速度変化など車体の動きを検知して自動記録する「イベント記録」、駐車中の衝撃や動体を感知して記録する「駐車録画」を用意。常時録画時のファイルの長さは1/3/5分から選べる。手動録画にも対応する。

 GPSを内蔵し、速度や緯度/経度などの位置情報を記録可能。付属のPC用ビューワーソフト「KENWOOD ROUTE WATCHER II」では、走行記録の確認などが行なえる。

 シガーソケット給電で動作し、12/24V車に対応。消費電流は430mA。地デジ放送電波への干渉を低減するノイズ低減設計を採用している。本体の外形寸法は62×37×51mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約65g。設置用ブラケットやシガープラグケーブルが付属する。