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B&W、スタイリッシュな最上位ヘッドフォンをBT化「P7Wireless」。小型「P3S2」も

 ディーアンドエムホールディングスは、英B&W(Bowers & Wilkins)のポータブルヘッドフォンとして、Bluetoothタイプの「P7Wireless」と、小型の有線タイプ「P3シリーズ2(P3S2)」を9月に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は「P7Wireless」が52,000円前後、「P3S2」が2万円前後。

Bluetoothヘッドフォン「P7Wireless」

P7Wireless

 既存の「P7」をベースとしながら、Bluetooth対応のワイヤレスヘッドフォンにしたモデル。Bluetooth 4.1に準拠。コーデックはSBC/AAC/aptX(Standard Latency)に対応する。

Bluetoothヘッドフォン「P7Wireless」

 ヘッドフォンとしての仕様はP7とほぼ同じ。ユニットは40mm径。ドライブユニットのフレーム背面にはフィルタで覆われた空気口があり、後方の気流の流れをコントロール。均一なピストン運動を可能にしている。CCAWコイルを使用。

 イヤーパッドはユーザーが気軽に取り外しでき、内部のバッフル面にアナログ入力端子を用意。付属のユニバーサル・ケーブルを取り付ける事で、有線ヘッドフォンとして使う事もできる。ケーブルの入力端子はステレオミニ。

イヤーパッドのプレートを外すと、ケーブル接続用端子が現れる

 ハウジングは折りたたみ可能。インピーダンスは22Ω。再生周波数帯域は10Hz~20kHz。感度は111dB/V 1kHz。本体の重量は323g。

 キルト製のキャリーポーチや、充電用USBケーブルを同梱する。

肉厚のイヤーパッドを採用
折り畳みもできる

P3S2

 既存の「P3」をベースにしながら、ドライブユニットを改良。「B&Wのハイファイスピーカーと同じように、明瞭なサウンドを狙った設計を採用した」という。

P3S2

 ハウジングは密閉型。オンイヤータイプで、シープスキンのイヤークッションを採用している。

イヤーパッドのプレートを外したところ

 ユニットは30mm径。振動板はマイラー・ダンプ・ラミネート仕様。再生周波数帯域は10Hz~20kHz。感度は111dB/V 1kHz。インピーダンスは34Ω。

 ケーブルは着脱可能で、付属ケーブルの長さは1.2m。ケーブルの入力はステレオミニ。リモコン付きケーブルも用意する。ヘッドフォン側の端子は2.5mmのミニジャック。本体の重量は130g。