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ヤマハ、サウンドバーなどネットワーク製品拡充。手持ちの機器もMusicCast対応に
2016年9月5日 00:10
ヤマハは、複数の機器をワイヤレス接続で連携させる「MusicCast」対応機器を「IFA 2016」に多数展示している。MusicCastは、ヤマハのAVアンプやサウンドバー、ネットワーク対応コンポなどが連携するもので、制御はスマホやタブレットのiOS/Android用アプリ「MusicCast CONTROLLER」で行なえる。
テレビなどと組み合わせるサウンドバー型のフロントサラウンドシステム「YAS-306」は、テレビやBlu-rayプレーヤーなどの音声を向上できるほか、無線LANとBluetoothを備え、PCやNASなどネットワーク内にあるデバイスの音楽も再生可能。スマホで再生するSpotifyやNapster、JUKE(いずれも海外向け配信サービス)の音楽も再生できる。
バー型の筐体に、ツイータとウーファ、サブウーファを内蔵。アンプ出力は総合120W。他のサブウーファに音声出力することも可能。バーチャル.1chサラウンド対応の「AIR SURROUND XTREME」技術や、人の声を聴きやすくする「ClearVoice」も搭載する。
「R-N402D」は、192kHz/24bitのWAVやFLAC、Apple Lossless、5.6MHzのDSDなどのハイレゾ再生に対応したネットワークレシーバ。TI/バーブラウンの24bit DACを搭載。光/同軸デジタル入力も備える。最大115W×2ch(4Ω)のアンプを内蔵する。
小型コンポの「MCR-N570」は、ネットワーク対応CDレシーバ「CRX-N470」とステレオスピーカー「NS-BP182」で構成。「MCR-N470」は、同じネットワークCDレシーバと、スピーカー「NS-BP150」を組み合わせたもの。いずれも192kHz/24bitのWAV/FLAC/AIFFなどが再生できる。
MusicCastのワイヤレスストリーミング対応プリアンプ「WXC-50」と、パワーアンプも搭載したの「WXA-50」は、外形寸法214×245.9×51.5mm(幅×奥行き×高さ、WXA-50は奥行き251.4mm)の小型筐体に無線LAN/Bluetoothネットワーク機能を搭載。プリアンプモデルは、手持ちのアンプやスピーカーなどのオーディオシステムに組み込む事で、MusicCast対応にできるのが特徴。AirPlay受信にも対応する。
ESSのDAC「SABRE ES9006AS」を搭載し、48bitデジタルボリュームコントロールに対応する。パワーアンプ搭載ののWXA-50は最大90W(6Ω)出力に対応。