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beyerdynamic、音が変わるイヤーパッドを同梱した開放型モニターヘッドフォン
2016年9月20日 18:40
ティアックは、独beyerdynamicのテスラテクノロジー採用スタジオモニターヘッドフォン「DT 1990 PRO」を9月下旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は72,000円前後。
開放型のスタジオモニターヘッドフォン。既発売の「DT 1770 PRO」と同様に、プロ向けにチューニングされたテスラ2.0ドライバを搭載。「開放型となったそのサウンドは、より奥行きのある音場表現を実現した」という。サイズは45mm径。
周波数特性は5Hz~40kHz。感度は102dB(1mW/500Hz)、最大感度は125dB(200mW/500Hz)。インピーダンスは250Ω。歪率は0.05%以下(1mW/500Hz)。許容入力は200mW。
内部パーツも厳選。用途に合わせ、音の異なる2種類のベロア製イヤーパッドを同梱。マスタリングやミキシングの際に低音域の表現を豊かにするという「バランスド(色:ダークグレー)」と、分析的リスニング用途としてニュートラルな音場表現を行なう「アナリティカル(色:ライトグレー)」から選べる。
柔軟なヘッドバンドなどに人間工学的な技術も投入し、「プロフェッショナルの現場における長時間、長期間の使用にも耐えうる構造」になったという。
ケーブルは着脱式の片出しタイプで、ロック式。3mのストレートケーブルと、5mのカールケーブルを同梱。入力端子はステレオミニで、標準プラグへの変換アダプタも同梱する。キャリングケースも付属する。ケーブルを省いた重量は370g。