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GRADO、2種類の木材を組み合わせた「ステートメント」最上位ヘッドフォン

 ナイコムは、GRADO製のヘッドフォン「GS2000e」を9月30日に発売する。価格は、入力端子が標準プラグのモデルが14万7,000円、ミニXLRのバランス駆動対応モデルが17万4,000円。型番に“GS”を冠するGRADOの「ステートメントシリーズ」最上位機となる。

GS2000e

 マホガニーとメープルの2つ木材によるハイブリッドハウジング構造を採用したオープンエア型ヘッドフォン。「バイオリン製作者が何百年もの間継続してきた、同じコンセプトのもとに開発された」としており、手作業でマホガニーとメープルを結合。「メープルは、音の持つエネルギーをフルに伝送し、マホガニーはそのエネルギーを開放、真の音色構造やアーティストが意図した空間を明らかにする」という。

 新開発の50mm径ドライバユニットを搭載。ケーブルには12芯UHPLC(Ultra high purity long crystal)無酸素銅線を使用。ボイスコイルにもUHPLCを用いている。ヘッドバンドは本皮貼りで、側圧調整板を内蔵する。

 周波数特性は4Hz~51kHz、感度は98.8dB、インピーダンスは32Ω。ケーブルを除く重量は約260g。ステレオミニプラグアダプタや4.5m延長ケーブルなどが付属する。

新開発の50mm径ユニットを搭載
ミニXLR端子のモデルも用意する