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ソニー、4.4mm 5極バランス出力を備えたDAC搭載ポータブルアンプ「PHA-2A」

 ソニーは、ポータブルヘッドフォンアンプの新モデルとして、4.4mm 5極のバランス出力にも対応した「PHA-2A」を10月29日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は6万円前後。

4.4mm 5極のバランス出力にも対応した「PHA-2A」

 既発売の「PHA-2」から、デザインと細かな仕様を変更しつつ、新たに4.4mm 5極のバランス出力を備えたのが特徴。4.4mm 5極の端子も新たに搭載。JEITAが今年の3月に規格化したもの。ハイエンドウォークマン「NW-WM1A」や「NW-WM1Z」も対応している。

 バランス出力に加え、ステレオミニのアンバランス出力も1系統備えている。

「PHA-2A」

 ポータブルアンプやDACとしての主なスペックは従来モデルを踏襲。DACも搭載しており、PCMは192kHz/32bitまで、DSDは5.6MHzまでの再生に対応する。

 デジタル入力として、Xperiaやパソコン、ウォークマンと接続するためのマイクロUSBと、iPhone/iPod/iPadと接続するためのUSB A端子を各1系統備えている。内蔵バッテリの充電も別のUSB端子から行なう。

入力端子部
新ウォークマンAシリーズとの接続イメージ

 アンプの最大出力は約320mW×2ch(バランス接続/32Ω時)。ゲイン切り替え機能も従来から踏襲しているが、新モデルではNORMAL/HIGHに加え、新たにLOW設定も追加された。

 内蔵バッテリでの動作時間は約5時間。充電所要時間は約8時間。外形寸法は133×80×23mm(縦×横×厚さ)で、重量は約290g。