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JVC、新ウッドドーム振動板を採用した木のイヤフォン「WOOD FW7」

 JVCケンウッドは、ウッドドーム振動板やウッドハウジングを採用したJVCブランドのインナーイヤフォン「WOOD FW7(HA-FW7)」を12月上旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は15,000円前後。カラーはブラック、ホワイト、ブラウンの3色。

WOOD FW7(HA-FW7)

 新開発のハイレゾ対応8.5mmウッドドーム振動板を採用した“ウッドシリーズ”のダイナミック型イヤフォンで、ハウジング部も木の風合いを活かしたウッドハウジングにアクセントカラーのメタルを組み合わせている。

HA-FW7(ブラック)
HA-FW7(ホワイト)
HA-FW7(ブラウン)

 ウッドドーム振動板は、木の振動板を独自の薄膜加工技術で50μmに薄型化した、新開発のもので、「ハイレゾ音源の繊細なニュアンスまで表現する」という。独自のスパイラルドットイヤピースの技術を応用し、ユニット前面に不要な音を拡散するドットを効果的に配置。純度の高いピュアなサウンドを実現できるという

 ウッドハウジングの内部には、剛性の高いアルミインナーハウジングを搭載。振動を抑制し、クリアで躍動感のある音を実現できるという。音筒の角度や位置を耳孔に合わせて調整したエルゴノミックフィットフォルムを採用。本体の安定性が向上し、フィット感を高めているほか、内部パーツと外装パーツ素材を吟味して軽量化し、軽やかで安定した装着感を実現したという。

 再生周波数帯域は6Hz~40kHz、出力音圧レベルは100dB/1mW、インピーダンスは16Ω。重量は6.0g。ケーブルはY型の1.2m OFCで、セパレーションを向上させるL/R独立グランドケーブルを採用。被覆部分に微細な溝を入れて摩擦をおさえることで、絡みにくくしたグルーヴケーブルとなっている。プラグ部はL字型。イヤーピースはXS/S/M/Lの4種類でケーブルキーパーやキャリングポーチも付属する。

 なお、HA-FW7は、「音楽を愛する人へ、ライフスタイルに合った等身大の新しい世界を提案する」を目標とした新レーベル「N_W(New World、New Wave)」の第2弾として発売。16日には第1弾としてメタルハウジングの「SOLIDEGE HA-FD7」を発表しており、3週連続で新製品を発表予定。