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オンキヨーとパイオニア、CESにTwin DACのハイレゾスマホや小型プレーヤー出展
2017年1月6日 10:50
オンキヨー&パイオニアイノベーションズは、米ラスベガスで1月5日~8日(現地時間)に開催されている「CES 2017」において、新ハイレゾプレーヤーを参考出品する。オンキヨーブランドから、ハイレゾ再生対応のスマートフォンと、Twin DAC搭載の小型プレーヤー。パイオニアブランドからは、ツインDAC搭載搭載の小型プレーヤーを出展。昨年の「IFA 2016」でも展示されていたが、CESに合わせて追加情報が公開された形となる。いずれも細かな仕様や導入地域、価格、発売時期は未定。
オンキヨーのハイレゾ対応スマートフォン
「オーディオメーカーとして今までにない高音質再生に特化したハイレゾスマートフォン」として開発されているオンキヨーブランドの製品。デジタルオーディオプレーヤーの開発で培った回路設計やアンプ設計技術を、スマホに応用したモデルとなる。
業界最高水準というDACとアンプを投入。ハイレゾ音源だけでなく、CDからリッピングした音源、圧縮音源、ストリーミング音源も高音質化して再生できる。FLAC、WAV、DSD、MQAの再生に対応。
DAC部はTwin DAC構成で、バランス駆動を実現。2基のDACを搭載しており、デュアルDACとの違いは、シングルエンド接続時に片方を止めるのがTwin DAC、両方をパラレルで駆動するのがデュアルDACとなる。
OSはAndroidで、Google Playに対応。デュアルSIMスロットを装備する。ディスプレイは5型で、タッチパネル液晶。背面には1,600万画素、前面には800万画素のカメラを搭載。
microSDカードスロットも搭載しており、合計最大384GBのストレージ容量を誇る。Bluetooth、無線LANに対応。スピーカーやマイクも備えている。開発には、富士通コネクテッドテクノロジーズが協力している。
ハイレゾ対応小型プレーヤー
オンキヨー、パイオニア両方のブランドから登場予定なのが、2.4型のタッチパネル液晶を備えた小型のハイレゾプレーヤー。ハイレゾ非対応のスマートフォンやプレーヤーを使っているユーザーに、ハイレゾを含む「すべての音楽ソースを手軽に、かつ高音質に楽しんでいただける小型でタッチパネルを採用し使いやすく持ち運びに便利なモデル」と位置づけられている。
Twin DACを搭載したバランス駆動対応モデルで、FLAC、WAV、DSD、MQAの再生が可能。
microSDカードスロットを2基搭載しており、ストレージ容量は最大416GBまで拡張できる。Bluetoothや無線LAN機能も備えている。