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Roonが大規模アップデート。DSP機能やバックアップ強化のRoon 1.3に

 音楽管理ソフトウェア/ソリューションの「Roon」が、Roon 1.3にバージョンアップした。新たにDSP機能の強化やDropboxバックアップ、Sonosへのストリーミング対応などが行なわれている。

 Ronnは、パソコンやNAS内の楽曲管理やネットワーク再生、対応機器連携などを実現するオーディオソリューション。対応のサーバー機器(Roon Server/PC含む)の楽曲を対応プレーヤーに出力可能で、リモコンに相当するアプリ(Roon Remote)から制御できる。利用料金は119ドル/年で、無期限のLifetime Membershipは499ドル。

 Ver.1.3では新たに64bitオーディオ処理によるダイナミックレンジ解析や、EQアップサンプリング、ヘッドフォン用のクロスフェード調整、スピーカー再生時の位相/ディレイ補正などに対応する。

 ライブラリ検索やRoon Remoteによる操作のレスポンスも向上。Dropboxへのライブラリバックアップに対応し、差分バックアップも行なえる。FacebookやTwitterなどのソーシャル対応も強化し、楽曲やアーティストについてのコメントを写真付きで、SNS投稿できるようになった。

 また、欧米で普及しているワイヤレススピーカーシステムの「Sonos」に対応した。