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“タラレバ娘”連動のHuluドラマ「東京ダラダラ娘」。“たら”、“れば”を過ぎた女子の世界
2017年2月17日 06:00
吉高由里子が主演している、日本テレビ系ドラマ「東京タラレバ娘」。同作品に連動したオリジナルドラマ「東京ダラダラ娘」が、2月22日よりHuluで配信される。
累計発行部数330万部を突破した東村アキコの人気マンガを実写化した「東京タラレバ娘」(毎週水曜午後10時~11時)は、「~だっ“たら”」、「~してい“れば”」という会話を繰り返すうちに、仕事も恋愛も行き詰まってしまったアラサー女子3人組が、厳しい現実にもがく姿を、吉高由里子と榮倉奈々、大島優子が演じている。
22日から配信されるHulu連動オリジナルドラマの「東京ダラダラ娘」は、「東京タラレバ娘」の一世代上にあたる佐藤仁美(37)、小沢真珠(40)、小林きな子(39)が出演。独身をこじらせたアラフォー女子3人組に扮し、ショート・コメディードラマを展開する。だらだら呑んだくれながら繰り広げる会話の中に投影される“よりディープな独身こじらせ女子の世界”を描いている。
フリーライター・蘭子(佐藤仁美)、美容師・早織(小沢真珠)、居酒屋の女将・小梅(小林きな子)。独身・彼氏ナシ、恋の痛みよりむしろ体の痛みを感じる機会の方が増えている、アラフォー女子3人組。「たら」「れば」なんて何となく未来に夢を馳せる時期も通り越しつつある彼女たちの日課は、東京下町の酒処「呑んだくれ」でダラダラと女子会を開くこと。酸いも甘いもかみ分けたアラフォー&独身女子ならではのリアルな悩みをグダグダとぶちまける。
キャストコメント
作品の見どころは?
佐藤仁美(蘭子役):ぜんぜんダラダラしてないところです(笑) 女子会というか井戸端会議みたいになってるところも見どころですね。
ちょこちょこ本気の切なさが入ってるところも良いですよ(笑) タラレバ娘も「確かに~」はあるんですけど、アラフォーなりの「確かに~」があります。それから結婚ってワードがちょっと重く感じるっていう(笑)。
小沢真珠(早織役):アラサーとは違うアラフォーの諦めかけた感がセリフにも出ていて、やっていても気持ちが良いというか、振り切れるというか、アラフォー独特の開放感が見どころです。本を読んだときにすごく面白くて、言ったら気持ちが良いだろうなというセリフがいっぱいあったので、見ている方にもそういう風に思っていただけたらなと思いました。
小林きな子(小梅役):タラレバ娘は、「~たら」とか「~れば」とか、まだ可能性があるから未練のような言葉を口にしますけど、アラフォーになると「~たら」も「~れば」も言わないっていうところが、これがアラフォーなのかなっていう気がしましたね。かと言ってダラダラもしてないんですけど、むしろタラレバの皆さんよりもすごい勢いがあるじゃないですか(笑)。
アラフォーになったら、力の配分が変わってくるんです。男性に向かうエネルギーはあんまりないから、女子が集まったときのエネルギーがすごいんだなって、セリフを読みながら情報量の多さにぜんぜんダラダラしてないって思いましたね(笑)。
女子会は普段されますか?
佐藤:オカマ会をしています。オカマと一緒に呑んでガールズトークをします。女子同士で集まっても、みんなアラフォーなので、きゃぴきゃぴ感はないですね。ずっと呑んでずっとカラオケを歌うっていう。どこへ行ってもスナックになるし、恋愛の話は一切ナシで愚痴だけです。愚痴を言わなくなったらブスになるねって(笑)。
小沢:プライベートでも、同世代が集まると似たような感じになってますね。女子が集まると自然にこういう感じにはなります。
小林:30代の時より40代になると、だんだん不満が多くなってくるんだと思います。女子会をすると、各自不満を持ち寄って披露し合うんです。それぞれの不満をぶつけあって、自分の言いたいことを短時間で発散して帰るっていう感じなので、親身になって「う~ん」って共感してるかというとそれは微妙だったり(笑)。
注目ポイントは?
佐藤:みんなタラレバ娘にそっくりです! ただ、本家の3人には謝っておきたいな(笑) 3人のファンの方々に、先にすみませんでしたと謝っておきます。
小沢:第1話のまぶしい仁美さんを見てほしいです。「宝くじ高額当選者」みたいな時があるんですよ(笑) あんな表情なかなかできないです(笑)。
小林:仁美さんです(笑) キラキラした顔に注目して見てほしいですね。