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定額配信は'16年音楽配信売上の4割に伸長。RIAJ発表

 日本レコード協会(RIAJ)は21日、2016年の年間有料音楽配信売上実績を発表した。年間累計売上額は3年連続のプラスで、前年比112%の528億8,600万円。数量は同89%の1億5,916万9,000ダウンロードだった。このうち、定額制配信サービス(サブスクリプション)は前年比161%の200億300万円に伸長し、シングルトラックの売上を抜いて音楽配信売上の4割弱を占めた。

 2016年の音楽ソフト(パッケージのオーディオ及び音楽ビデオ合計)の生産実績金額2,457億円と、有料音楽配信売上実績の合計は前年比99%で2,986億円で、わずかに前年を下回った。

 年間累計の内訳は、シングルトラックのダウンロード数が1億583万1,000回(前年比92%)、金額は174億5,700万円(同92%)。アルバムは836万7,000回(前年比99%)で95億5,400万円(同104%)。音楽ビデオは156万5,000回(同78%)で4億4,800万円(79%)。定額制配信サービスは200億300万円(同161%)。その他は23億1,400万円(同109%)だった。


    ■2016年1月〜12月累計 有料音楽配信売上実績
    ダウンロード数(前年同期比)、金額(前年同期比)
  • Master ringtones:618万回(70%)、5億9,100万円(75%)
  • Ringback tones:3,722万6,000回(85%)、25億1,900万円(85%)
  • シングルトラック:1億583万1,000回(92%)、174億5,700万円(92%)
  • アルバム:836万7,000回(99%)、95億5,400万円(104%)
  • 音楽ビデオ:156万5,000回(78%)、4億4,800万円(79%)
  • 定額制配信サービス(サブスクリプション):−、200億300万円(161%)
  • その他のデジタル音楽コンテンツ:−、23億1,400万円(109%)
    ※シングル・アルバム・音楽ビデオはPC・スマートフォンとフィーチャーフォンの小計