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HUAWEI、3基のライカレンズ搭載、GoProも開発協力した新スマホ「P10/P10 Plus」
2017年2月27日 12:33
HUAWEIは27日、独ライカと共同開発したダブルレンズやフロントレンズを搭載した新スマートフォン「P10」と「P10 Plus」を発表した。GoProも開発に協力している。3月から各国で発売していく予定。価格はP10の64GBメモリモデルが649ユーロ、P10 Plusの64GBが699ユーロ、128GBが799ユーロ。
ライカと共同開発したレンズを採用するなど、静止画・動画撮影機能の高さが特徴のスマートフォン。P10には「ライカデュアルカメラ2.0」、「P10 Plus」には「ライカデュアルカメラ2.0プロエディション」を搭載。さらに新モデルでは内側のフロントカメラにもライカレンズになった。ディスプレイサイズはP10が5.1型、P10 Plusが5.5型。
リアはデュアルカメラ仕様で、レンズはF1.8の新しいSUMMILUX-Hを採用。シャープかつハイスピードな撮影、そして暗所での撮影を強化。2,000万画素のモノクロセンサーと、1,200万画素のRGBセンサーを採用。フュージョンアルゴリズムも改良したものを搭載している。
高精度な3D顔検出機能や、画像処理アルゴリズム、新たな被写界深度アルゴリズムなどを組み合わせ、背景をエレガントにぼかしたポートレート写真が、RGBのカラーや、モノクロモードで撮影可能。デュアルレンズを活かし、撮影後にフォーカスポイントを変更する事もできる。
フロントカメラもF1.9のライカレンズを採用し、800万画素。複数の人と自撮りをしているのかどうかをカメラが検出し、自動的に広角モードに切り替わる。
4K動画の撮影にも対応。GoProも共同開発に参加しており、画像や動画のトランジションや、音楽とマッチしてダイナミックな映像を作成するためのモバイル編集ツール「Highlights」を搭載。数回の簡単なタップで友人や家族と作品を共有する事もできる。
Pantone Color Instituteとパートナーシップを結んだカラーバリエーションを採用。P10は6.98mmの薄さで、カメラ部は背面から出っ張らない。サンドブラスト加工や高光沢仕上げに加え、業界初というハイパーダイヤモンドカット仕上げも導入した。
どちらのモデルも指紋センサーを搭載。プロセッサはKirin 960。GPUは性能が180%アップし、電力効率は40%向上したという。
EMUI 5.1により、ユーザーエクスペリエンスの改善、パフォーマンスの最適化が進化。機械学習アルゴリズムを用いて、ユーザの行動を学習し、システムリソースをインテリジェントに割り当てられる。
バッテリ容量はP10が3,200mAh、P10 Plusが3,750mAh。P10 Plusは、4.5Gネットワークに対応した4×4 MIMOアンテナを装備する。