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dCS、手持ちのDACをRoon対応にする「Network Bridge」。高品位クロック内蔵
2017年3月3日 17:00
太陽インターナショナルは、手持ちのDACをネットワーク接続可能にする英dCS製の「Network Bridge」を発売する。価格は65万円。カラーはシルバーとブラック。
EthernetとUPnPレンダラー機能を備え、NASやPCなどの音楽をネットワーク経由でストリーミングで受信し、手持ちのDACなどへデジタル出力できるネットワークブリッジ。iPhone/iPadなどからのAirPlayに対応するほか、ライブラリ管理の高い利便性などが特徴のRoonにも対応するRoon Ready仕様。Spotify Connect、Tidal(日本未サービス)にも対応する。DSDは最大5.6MHz、PCMは384kHz/24bitまで対応する。
App Storeにおいて、無料の「Network Bridge」アプリを提供。iPhoneやiPadからの操作で、Network Bridgeを使った音楽再生や本体設定、ファームウェアアップデートなどが行なえる。
デジタル出力端子はAESやRCA、BNCを装備。AESとRCAは最大192kHz/24bitのPCMまたはDSD 2.8MHz、BNCからは96kHz/24bitまたはDSD 2.8MHzで出力可能。Dual AES伝送時は最大384kHz、DSD 5.6MHzで出力できる。DSDなどからPCMへのダウンサンプリングも行なえる。そのほか、ストレージ接続用のUSB 2.0端子も搭載し、USB HDDなどに収めた楽曲ファイルも外部機器へ出力できる。
同社の「Vivaldi」や「Rossini」に搭載されているものと同じマスタークロックを内蔵し、ジッタを抑制。シンプルで高効率なdCSオートクロック機構を採用する。BNCのワードクロック入出力端子を備える。心臓部にはFPGAを1基搭載する。
シャーシは共振や電磁波の影響を抑えるために切削加工による航空機グレードのハードアルミを使用。クロック回路をデジタルプロセスノイズから隔離するためにマルチステージ・パワーサプライも採用する。
消費電力は最大50W。外形寸法は360×245×67mm(幅×奥行き×高さ)、重量は4.6kg。