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SANSUI、東芝製ボード採用の39型液晶テレビ。日本設計で約6万円

 ドウシシャは、SANSUIブランドの39型液晶テレビ「SCM39-B11」を3月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は6万円前後。

SCM39-B11

 地上デジタルチューナ1基を備え、別売USB HDDへの録画も可能な液晶テレビ。パネル解像度はフルHD。東芝映像ソリューションが開発したメインボードを採用している。製品の評価や品質管理、生産時の工程管理は福井県越前市に拠点を置く同社の品質管理専門チームが行なう“日本設計”となっている。

 SD(標準画質)信号を精細に表現するという超解像技術の「美・彩・細エンジン」を搭載。パネルから出るブルーライトを低減するブルーライトガード機能や、独自開発の和紙素材を使用した「W-RPMスピーカー」も備える。

 USB HDDへの番組録画時に、CM開始や終了を自動検出してチャプタ(区切り)を設定する「自動チャプター」機能も新たに搭載した。再生中にリモコンのボタンを押して次のチャプタへスキップできる。音楽番組などでアーティストの歌い出し(曲の開始)を検出してチャプタを自動設定することも可能。

 そのほか、超解像処理レベルを自動調整するピクチャーエンハンサー機能や、週間番組表機能なども備える。ドウシシャは「本モデルを皮切りに、『日本設計』のSANSUIブランドのテレビラインナップを拡大していく」としている。

 HDMI機器連動機能や、双方向通信対応データ放送も利用可能。スタンドを含む外形寸法は888×210×575mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約8.7kg。