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スカパー! で100ch音楽放送「スターデジオ」、20周年で番組強化。パイオニアが協力

 第一興商は、CS放送スカパー! をプラットフォームとして、100chのデジタル音楽放送を行なっている「スターデジオ」の20周年を記念し、4月からコンテンツの強化とチャンネル拡充を実施。パイオニアのMIXTRAX技術を採用し、曲の聴きどころをノンストップのメドレーで放送する番組などをスタートする。

 スターデジオは、スカパー! プレミアムサービス、スカパー! プレミアムサービス光で楽しめる、音楽放送サービス。月額1,620円(税込)で、100chが聴き放題となる。CS放送でのサービス名は「スターデジオ」、NTTフレッツ光での有線放送サービは「スターデジオ光」となる。また、業務用BGM/BGVサービスとして、STAR DAMも展開している。

 コンテンツ強化の目玉は、パイオニアのMIXTRAX(ミックストラックス)技術を採用した事。独自の楽曲解析技術とミックス技術を組み合わせ、テンポや雰囲気が近い楽曲を自動的に選曲。それらをスムーズに編集し、メドレー再生するというもので、これを番組に活用している。なお、業務用のBGMサービスでMIXTRAXを採用するのは初めて。

 MIXTRAXを活用した新番組は、スターデジオで4月2日午前6時からの60分番組「ステーション400『サンデーPOWER PUSH!』」(ch.400)。曲の聴きどころをノンストップメドレーで届けるアーティスト特集番組で、60分で40曲ほどの楽曲を、1アーティストに特化して聴く事ができる。

 サービス開始5年目となる「スターデジオ光」では、4月3日午前4時から、10個のチャンネルを新たに追加。「導入店舗・施設のニーズに応えたチャンネルを新たに追加することで、BGMによる空間演出の幅を広げる」という。追加チャンネルは「1980年代懐メロMIXTRAX」(ch.601)、「ラテン(スロー~ミドル)」(ch.503)などで、朗読のチャンネルも用意する。

「スターデジオ光」に追加される10チャンネル