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LINE LIVEがTwitter IDでも配信可能に。配信者は10代が75%、女性7割

 LINEが運営するライブ配信サービス「LINE LIVE」において、新たにTwitterログイン機能が追加された。

LINE LIVE画面。下にTwitterログイン用のボタンが表示

 LINE LIVEは、これまでLINE IDがあれば簡単にライブ動画を配信できる手軽さや、配信者がLIVEスタンプで動画をリアルタイムに加工でき、視聴者がコメント・ハート・ギフトアイテムなどで配信者を応援できる点などを特徴としてサービスを展開している。

 今回のアップデートは、LINEで繋がっている「リアルな友だち」とのコミュニケーションだけではなく、「趣味で繋がる友だち」とのコミュニケーションへのニーズも受けて実施するもので、新たにTwitter IDによるログインや、ライブ動画の配信も可能となる。

 今まで1つのLIVEアカウントに対して1つのLIVEチャンネル開設となっていたものが、Twitterでのログインも可能となったため、配信者や視聴者が趣味嗜好などに合わせたシーンでの複数チャンネルの使い分けもできるようになった。

 例えば、「学校やサークル等が同じ親しい友だちに向けたライブ配信」と、「Twitterのみで繋がっている友だちに向けて広く趣味を語り合うライブ配信」のように、チャンネルを使い分けて配信できる。

 また、Twitterでフォローしている友だちが「LINE LIVE」でLIVEチャンネルを持っている場合は、その友だちのチャンネルを見つけやすく、まとめてフォロー可能となっているという。

LINE LIVE配信者は10代が75%、7割は女性

 '15年12月10日からスタートしたLINE LIVEは、'17年3月の同社調査によれば、配信者のユーザー属性で男女比が3:7で、女性の配信者の方が圧倒的に多かったという。また、年齢層でも19歳までの配信者が75.7%を占め、その内女性の割合が56.6%となり、配信においても10代の女性に特に人気が高い結果となった。

LINE LIVEのユーザー属性(2017年3月でのサンプル調査)
出典:LINE