ニュース

215gに軽量化した3万円台のハンディカム「CX470」。30倍ズーム/薄型バッテリ

 ソニーは、フルHD撮影対応でコンパクトなビデオカメラ「HDR-CX470」を4月21日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は37,000円前後。カラーはブラック(B)とホワイト(W)の2色。内蔵メモリは32GBで、microSD/SDHC/SDXCカードとメモリースティックマイクロのスロットも備える。

 1/5.8型、有効画素数229万画素(動画撮影時/16:9)のExmor R CMOSセンサーと光学30倍ズームを備えたフルHDビデオカメラ。'16年1月に発売された「HDR-CX485」の後継機で、バッテリの変更により、撮影時の重量を約215gまで軽量化(CX485は約250g)したのが大きな特徴。エントリーモデルの購入者層の意向に合わせて、「価格、重さ、サイズ」を重視したという。

ブラック
ホワイト

 レンズはツァイスのバリオ・テッサー。F値は1.8~4.0、焦点距離は35mm換算で26.8~804mmの光学30倍ズーム。デジタル350倍ズーム機能や、60倍の全画素超解像ズーム機能も利用できる。

 XAVC S HDやAVCHDで最大1,920×1,080ドット/60pの撮影が可能。XAVC S撮影時の最高レートは約50Mbps、AVCHDは約28Mbps。MP4の1,280×720ドット撮影にも対応する。

 上位モデルとの違いとして、空間光学式手ぶれ補正は搭載していない。光学式手ぶれ補正は備えており、アクティブレンズ方式/インテリジェントアクティブモードを搭載する。

正面

 バッテリは、デジタルカメラのサイバーショットDSC-RX1/RX100などで採用されている薄型のXバッテリ(NP-BX1)を採用したことで軽量化。バッテリを装着しても、後部が飛び出ない形状となった。なお、撮影時間は115分で、CX485(155分)に比べてやや短くなっている。

薄型のXバッテリを採用
後部

 液晶モニタは2.7型で、23万画素。ビューファインダは備えていない。なお、CX485からの変更点として、無線LAN機能は省かれた。外形寸法は、54×128×59.5mm(幅×奥行き×高さ)、本体のみの重量は約190g。

液晶モニタ部
レンズカバーの開閉は手動