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Brise Audioの音質をより早く、手頃な価格で。新生“Brise Works”第1弾「MIKAGE」

Brise Works「MIKAGE」

Brise Audioは、新たに立ち上げた姉妹ブランド・Brise Worksの第1弾製品として、イヤフォンケーブル「MIKAGE」の注文受付を開始した。MMCXコネクタ用「BW-MKG544LMX」(Sennheiser IE900 IE600などにも対応)と、0.78mm IEM 2pinコネクタ用「BW-MKG544L2P」をラインナップ。価格は各19,800円。入力プラグは4.4mmのL型。

MMCXコネクタ用と0.78mm IEM 2pinコネクタ用をラインナップ。入力プラグは4.4mmのL型

Brise Audio製品は、日本・群馬の工房で職人が一本ずつ手作業で受注製造しているため、「音質のコントロールには優れる一方で、納期や価格の面で気軽に手に取れるものではなかった」という。

この状況を打開すべく設計と製造体制を見直し、モールド加工技術の導入・外部パートナーへの組み立て委託などによって量産化を実現。「より多くの製品を、より早く、より手頃な価格でお届けできるようになった」とし、Brise Worksという新ブランドを立ち上げた。「効率的な量産によって、弊社製品をより多くのお客様に届ける」ことを目的としているため、「販売価格は可能な限り抑え、非常に高いコストパフォーマンスを実現した」という。

Brise Worksのロゴ

また、店舗での試聴機会もこれまで以上に増やし、「その場で聴いて、気に入ったらそのまま持ち帰れる」という体験が可能になる。

一方で、ケーブルはクオリティを高めるために、設計の全ては、これまでBrise Audioの製品開発を担ってきたチームが担当。プラグ内部にCNTシートを配置することで、Brise Audio独自の複数の素材を用いた高音質化加工のエッセンスを取り入れた。

高純度・高機能の銅導体、特殊高機能樹脂といった主要な素材もBrise Audio同様にこだわったものを使っている。

製造は、精度の高い外部パートナーと連携し、モールド加工の専用端子を用いることで、「Brise Audioらしい品位ある音を、安定して、素早く、そして手頃な価格でお届けする体制を構築した」という。

なお、音の特徴としては「明瞭な音像と力強さを備えた低域表現により、各音の輪郭を鮮明に描写する」、「帯域バランスに優れ、複雑な音場においても音の存在感と分離性が際立つ」、「ライブ音源をはじめ、多様なジャンルの音楽に幅広く対応できる汎用性を備えている」とのこと。

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