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ハイセンス、量子ドット採用の倍速4K液晶「U6R」

ハイセンスジャパンは、広色域量子ドットを採用した倍速駆動の4K液晶テレビ「U6R」シリーズを、8月下旬に発売する。サイズは43型、50型、98型で、価格はオープン。市場想定価格は43型「43U6R」で9万円前後。

  • 98型「98U6R」 44万円前後
  • 50型「50U6R」 10万円前後
  • 43型「43U6R」 9万円前後

地上デジタルをはじめとする放送番組はもちろん、豊富な映画やスポーツなどのエンターテインメント・ネット動画も手軽に楽しめるというモデル。広色域量子ドットを採用した液晶パネルを搭載する。バックライトは直下型LED。

98型は、画面の映り込みを低減するアンチグレア処理を施した、どの角度から見ても色が褪せない広視野角パネルを採用する。50/43型は高コントラストパネル。

映像エンジンはTVS REGZAと共同開発した新AIエンジン「HI-VIEW AIエンジンPRO」を搭載。「AI美肌リアリティー PRO」や「AI 4Kアップコンバート」「AI バンディングノイズ制御」といった高画質処理機能、「AI クリアモーション PRO」や「フレームジャダー低減」などの残像感低減機能を利用できる。

4K/144P入力の最新ゲーム機でも約0.83msの低遅延を実現する「ゲームモードPRO」にも対応した。ボタンを押してから表示されるまでの遅延が少ないため、アクションゲームやFPS、格闘ゲームなど動きが早いゲームに最適という。

ゲームプレイに特化したメニューも新搭載。リフレッシュレート、HDR、VRRの状況を随時確認できるほか、FPSゲームで活用できる「照準表示」も備えた。

搭載チューナーはBS 4K/110度CS 4K×2、地上デジタル/BS/110度CSデジタル×3。外付けHDDを使った裏番組録画機能も搭載。

HDMI入力はHDMI 2.1が2系統、HDMI 2.0が2系統。HDMI入力2のみeARC/ARCに対応する。

内蔵スピーカーはフルレンジ×2とサブウーファーの2.1ch構成で、最大出力は98型が50W、ほか2サイズが40W。AIサウンドの最適化調整により、「音響の潜在能力を最大限に引き出し、クラスを超えるパフォーマンスを実現」するという。Dolby Atmosにも対応。

OSは人気のネット動画に対応したVIDAA OSで、リモコンにはNetflixやPrime Video、YouTubeなど人気の動画配信サービスのダイレクトボタンを12個搭載した。

便利機能として、スマートフォンの画面を映し出せるiPhone&Android対応のスクリーンシェア、Anyviewホームサーバー機能などを搭載。Wi-Fi6、Bluetoothが利用できる。

消費電力と年間消費電力量は98型「98U6R」が418W・320kWh/年、50型「50U6R」が146W・130kWh/年、43型「43U6R」が140W・120kWh/年。

スタンドを含めた外形寸法と重さは以下のとおり。

  • 98U6R
    218.4×48×128.9cm(幅×奥行き×高さ)・50.5kg
  • 50U6R
    111×24.7×68cm(同上)・11.5kg
  • 43U6R
    95.7×23.8×61.2cm(同上)・9.2kg