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Spotifyのプレイリストを共有するサービス「DIGLE」。ワーナーなど連携
2017年4月12日 19:34
音楽配信サービスのSpotifyを利用した、無料のプレイリスト共有サービス「DIGLE」(ディグル)が、12日からスタートした。ワーナーやユニバーサルなど、メジャーレーベルが運営するプレイリストブランドの他、音楽アーティストらが作成したSpotifyプレイリストも公開し、「人と人との繋がりから新しい音楽と出会えるサービス」を目指す。利用には別途、Spotifyアカウント(無料/有料)が必要。
DIGLEは、Webサービスの企画・開発・運営などを手がけるCotoLab.が運営。Spotifyで月額980円のプレミアムプラン、または無料で使える広告付き「フリープラン」のいずれかを登録していれば、誰でも利用できる。DIGLEのWebサイトにアクセスし、公開されているプレイリストを選ぶと、楽曲をページ内で試聴できる埋め込みプレイヤーが表示される。気に入ったプレイリストをSpotifyで再生したり、フォロー、TwitterやFacebookへのシェアもできる。
プレイリストを共有するには、DIGLEへの応募が必要。Spotify上で「10曲以上入ったオリジナルのプレイリストを3個以上作成済み」である旨を応募フォームで登録する。詳細はDIGGER募集ページで案内している。
サービス開始にあたり、メジャーレーベルが運営するプレイリストブランドとして、ワーナーミュージック・ジャパンの「TOPSIFY JAPAN」とユニバーサルミュージックの「Digster Japan」が連携を開始した。
また、ロックバンド・lovefilmの石毛輝(活動休止中のthe telephonesメンバー)や、音楽メディア「Spincoaster」、国内音楽フェス情報サイト「Festival Life」などもプレイリストを提供中。現在、ミュージシャンやDJなど自身の好きな音楽や紹介したい音楽をDIG(掘る)して、プレイリストをシェアする選者“DIGGER(ディガー)”を募集している。
今後もさまざまなアーティストや音楽レーベルなどの音楽関連事業者と連携を進めるほか、ファッションブランドや著名人などとのコラボも想定。音楽プレイリストを軸としたプロモーション企画を推進するという。
また、オフィシャルアカウントの拡充に加えて「インスタグラムライクな一般ユーザー同士による、音楽を軸としたコミュニケーションを促す機能」も随時追加予定としている。