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リコー、カメラ撤退報道を否定。「PENTAXやGRに集中、THETAはマーケットリーダー」

 リコーは、12日付の日本経済新聞による「個人向けカメラ撤退検討」という報道を否定し、高付加価値製品や360度カメラのTHETAに集中するとの声明を発表した。

THETA SC

  コンシューマー向けカメラ事業は、「従来からのユーザーの方や趣味として写真を楽しまれている多くの方々に喜んでいただけるPENTAXやGRなどの高付加価値製品にリソースを集中する」という。また、360度カメラのRICOH THETAは、「VR、ARの成長市場において、インプットデバイスのマーケットリーダー。こちらもさらに事業を拡大していく。BtoB向けのソリューションビジネス領域においてもカメラ技術を生かした新市場を創出することで、イメージング事業を総合的に拡大、発展させていく」と説明している。