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九州電力のIoT/AIサービスにmoraが協力。「ハイレゾを生活に溶け込ませる」

 レーベルゲートは24日、九州電力が取り組む一般家庭向けのIoT(Internet of Things)/AI(人工知能)を活用した新サービス開発において、音楽配信サービス「mora」のプラットフォームを提供し、家庭向けハイレゾ配信サービスの開発などで協力すると発表した。

九州電力のIoT/AI活用新サービスの概要。エンタメ分野で協力

 九州電力が開発するIoT/AIを活用した新サービスでは、同社が提供する「音声端末」や、スマートフォン/タブレットに話しかけることで、家電機器・エンターテイメント機器を統合的に操作できるようにする。音声端末に「音楽をかけて」と話しかけるとオーディオ機器に音楽を再生させるといった利用イメージ。

 音声端末と接続するホームゲートウェイを経由して、クラウド(AI)や、データサービスと連携。サービス基盤上の蓄積データや各種センサー情報をAIに学習させ、ユーザーの好みや生活に役立つアドバイスなどの実現も目指す。4月25日から福岡市内で、音声端末による家電の操作などを体験できるイベントを開催する。

 レーベルゲートはmoraのハイレゾ配信プラットフォームを九州電力に提供し、九州電力のサービスと融合させることで「ハイレゾを生活に溶け込ませる」としている。

九州電力が提供する音声端末