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HIFIMAN最上位の静電型ヘッドフォン「SHANGRI-LA」、594万円で20日発売

 HIFIMAN JAPANは、同社のフラッグシップモデルとなる静電型ヘッドフォンシステム「SHANGRI-LA(シャングリ・ラ)」を5月20日に発売する。価格は594万円(税込)で、受注生産の直販モデルとなる。

SHANGRI-LA

 真空管ヘッドフォンアンプと静電型ヘッドフォンで構成するシステム。これまで「ヘッドフォン祭」などのイベントでも展示されてきたもので、国内での発売日と価格が決定した。

 ヘッドフォンアンプにはカスタムデザイン、カスタムメイドによる4つの真空管「300B」を使用。コンデンサーとトランスを使わない回路設計となっている。SHANGRI-LA独自のリレーベースによるアッテネータを採用し、24ステップのボリュームコントロールに対応。23個の抵抗を使用している。

真空管「300B」を搭載

 ヘッドフォンは、ナノ粒子でコーティングされた0.001mm 以下の薄さの「ナノダイヤフラム」を採用している。

ヘッドフォン部
「ナノダイヤフラム」を採用

 周波数特性は7Hz~120kHz、バイアス電圧は550~650V。アンプの外形寸法は、437.8×458.9×335.8mm(幅×奥行き×高さ)、重量は、ヘッドフォンが374g、アンプが16kg。