約5万ドル、HIFIMANの最上位ヘッドフォン「シャングリ・ラ」がヘッドフォン祭に出展

　HIFIMAN JAPANは、新フラッグシップヘッドフォン「シャングリ・ラ」を、10月22日、23日に東京・中野の中野サンプラザで開催される「秋のヘッドフォン祭2016」に出展する。日本での発売時期や価格は未定だが、米国では5万ドル前後での販売を予定しているという。

シャングリ・ラ

　静電型のヘッドフォンと、真空管ヘッドフォンアンプをセットにしたモデル。ユニットには、歪率が「ほぼゼロ」で、超高速応答を実現するというナノテクノロジーを使った超薄型振動板を採用。そこにナノ粒子を均一に分布しているという。再生周波数帯域は7Hz～50kHz。バイアス電圧は500～650V。重さは374g。

ヘッドフォン部分

振動板のイメージ

　ヘッドフォンアンプには大胆なデザインを採用。「特製音色」という300Bの真空管を使っている。

ヘッドフォンアンプを横から見たところ

300Bの真空管を使っている