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ソニー、「α7R II」など6機種アップデート。自動電源OFF温度機能や操作性向上
2017年6月8日 17:21
ソニーは、デジタルカメラ「α9」や「α7R II」、「α6500」など6機種の本体ソフトウェアを6月8日にアップデート。α7R IIなどに自動電源OFF温度機能を追加したほか、α6500の動画モード時における手ブレ補正安定性向上などを行なっている。
アップデート対象機種は、α9(ILCE-9)、α7S II(ILCE-7SM2)、α7R II (ILCE-7RM2)、α7 II(ILCE-7M2)、α6500(ILCE-6500)、α6300(ILCE-6300)。
α9はVer.1.01となり、温度上昇警告の表示仕様が見直される。なお、動画撮影時の注意点として、[自動電源OFF温度]を[高]に設定すると、本体の温度が高くなっても撮影はできるが、その場合は(低温やけどにならないように)手持ちで撮影せず三脚などを使用するよう案内している。
α7S IIとα7R IIのアップデート内容は共通で、自動電源OFF温度機能が追加されるほか、フォーカスエリア位置を移動する際の操作性向上や、カスタムボタンに割り当てできる機能にライブビュー表示が追加。ファイル名設定機能も利用可能になる。
α6500は、動画モード時における手ブレ補正安定性が向上。6300は、動画用ガイドフレーム表示が16:9パネルにおいてアスペクトが正しくない症状の改善などが行なわれる。
アップデート内容
α9(ILCE-9) 1.01
温度上昇警告の表示仕様見直しα7S II(ILCE-7SM2) 3.00
“自動電源OFF温度”機能を追加フォーカスエリア位置を移動する際の操作性向上
カスタムボタンに割り当てできる機能に「ライブビュー表示(設定効果反映On/Off)」機能を追加
“ファイル名設定”機能を追加
外付けフラッシュ(HVL-F45RM)AF補助光対応
ワイヤレスフラッシュ撮影時のレリーズタイムラグ短縮
ライブビュー表示設定効果反映Off時の測距時の絞り動作の最適化
長秒時NR設定がOFF時の画質の向上
その他の動作安定性向上
α7R II (ILCE-7RM2) 4.00
“自動電源OFF温度”機能を追加フォーカスエリア位置を移動する際の操作性向上カスタムボタンに割り当てできる機能に「ライブビュー表示(設定効果反映On/Off)」機能を追加
“ファイル名設定”機能を追加
外付けフラッシュ(HVL-F45RM)AF補助光対応
ワイヤレスフラッシュ撮影時のレリーズタイムラグ短縮
ライブビュー表示設定効果反映Off時の測距時の絞り動作の最適化
長秒時NR設定がOFF時の画質の向上
その他の動作安定性向上
α7 II(ILCE-7M2) 4.00
フォーカスエリア位置を移動する際の操作性向上カスタムボタンに割り当てできる機能に「ライブビュー表示(設定効果反映On/Off)」機能を追加
“ファイル名設定”機能を追加
外付けフラッシュ(HVL-F45RM)AF補助光対応
ワイヤレスフラッシュ撮影時のレリーズタイムラグ短縮
その他の動作安定性向上
α6500(ILCE-6500) 1.03
新規レンズ(SEL100400GM)対応動画モード時における手ブレ補正安定性向上
α6300(ILCE-6300) 2.00
“自動電源OFF温度”機能を追加新規レンズ(SEL100400GM)対応
動画用ガイドフレーム表示が16:9パネルにおいてアスペクトが正しくない症状の改善
その他の動作安定性向上