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ソニー、低価格化した4.4mmバランスヘッドフォンケーブル2モデル

 ソニーは、4.4mm 4極バランス対応のウォークマンなどに接続できるイヤフォン/ヘッドフォン交換ケーブル2モデルを7月15日に発売する。イヤフォンのXBAシリーズ向けMMCX端子搭載「MUC-M12NB1」と、ヘッドフォンのMDR-1A/100A向けの3.5mm 4極端子搭載「MUC-S12NB1」を用意し、価格はオープンプライス。店頭予想価格はいずれも14,000円前後。

MUC-M12NB1の接続例(ウォークマン/イヤフォンは別売)

 ウォークマン「NW-WM1Z」や「NW-WM1A」などとの4.4mm 4極バランス接続に対応するケーブル。ソニーはKIMBER KABLEと協力して開発したバランスケーブル「MUC-S12SB1」と「MUC-M12SB1」(いずれも直販価格23,880円)を販売中だが、バランス接続をより気軽に楽しめる普及モデルとして、約1万円低価格な新製品を発売する。ケーブル長はいずれも1.2m。

4.4mm 4極プラグを採用

 XBAイヤフォン用のMMCX端子を備えた「MUC-M12NB1」は、均等に撚り合わせた4本の導体のうち、それぞれ対角線方向の2本を並列に接続した2対の導体を往路/復路に用いることにより、ケーブル内に発生するループ面積を仮想的にゼロとし、外部ノイズの影響を排除する「スターカッド構造」を採用している。対応イヤフォンはXBA-Z5/N3/N1/A3/A22/H3/H2/300。

MUC-M12NB1

 MDR-1A/100A向けの3.5mm 4極端子を持つ「MUC-S12NB1」は、電流が流れることによって外部に発生する磁束を、往路と復路の導体を互いに撚りあわせることでキャンセルし、伝送ロスを低減する「ツイストペア構造」を採用。

MUC-S12NB1

 両モデルとも、太さの異なる複数種類の素線を最適な比率で撚り合わせることにより、伝送ロスを最小限とし、帯域別にコントロールする「マルチゲージコンダクター」を採用する。

MUC-S12NB1の接続例

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