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有料動画配信利用率は9.6%、利用トップはAmazon。動画配信ビジネス調査報告書2017
2017年6月19日 18:20
インプレス総合研究所は、動画配信ビジネスの最新動向をまとめた「動画配信ビジネス調査報告書2017」を6月19日に発売した。動画配信ビジネスの現状分析やトピックをまとめたほか、最新の利用率調査なども行なっており、CD-ROM版(PDF)の価格は68,000円。CD+冊子版(78,000円)も用意する。有料動画配信サービスの利用率は9.6%で、利用しているサービスのトップはAmazonビデオの41.0%。
利用率調査はインターネットユーザーを対象としたWebアンケートで、調査期間は5月12日から22日。サンプル数は32,005。動画配信サービスの利用率は9.6%で、昨年の9.2%から0.4ポイントの増加となった。
また、同調査で有料動画配信サービスを利用していると回答した人を対象に、利用状況調査を実施。サンプル数は969で、調査期間は5月22日~29日。
利用している有料の動画配信サービスの、トップは「Amazonビデオ」の41.0%dで、昨年の21.7%から大きく伸ばした。次いで、「Hulu」の14.9%、「dTV」が10.2%と続くが、昨年より比率を下げている。Netflixは、昨年より3.7ポイント増の7.6%、サービス開始して1年に満たないDAZNは5.9%。
ユーザーの利用頻度では、毎日視聴するユーザーが多いのは、Netflix(22.6%)
Hulu(20.5%)、dTV(19.5%)。Amazonビデオは8.3%と他のサービスより低いが、「プライム・ビデオは有料会員制度のサービスの一部であり、動画配信を主目的としていないため利用頻度が低いと推測できる」としている。