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デノン、薄くコンパクトな本格派CDプレーヤー「DCD-100」。DRA-100とデザインマッチ

 デノンは、ミニマルデザイン採用で、幅280mmのコンパクトなCDプレーヤー「DCD-100」を7月下旬に発売する。価格は75,000円。

DCD-100

 デザインシリーズのネットワーク対応アンプ「DRA-100」(11万円)とデザインをそろえ、「小型ながらもフルサイズコンポーネントに匹敵する本格的なオーディオシステムを実現する」としている。幅280mm、奥行き305mmはDRA-100と同等で、アルミパネルやサンドブラスト加工も共通で、質感をマッチ。DCD-100の高さは71mmで、DRA-100(104mm)より薄くなっている。

DRA-100(下)とDCD-100(上)
71mmと薄型のDRA-100

 DCD-100とデジタルアンプ「DDFA」を搭載したDRA-100をデジタル接続することで、データの読出しから増幅までのフルデジタルプロセッシングを実現。さらにDRA-100のアナログ波形再現技術「Advanced AL32 Processing」により、DCD-100から伝送されたデジタルデータをハイビット/ハイサンプリング化して、高音質再生を可能とする。

DRA-100とDCD-100、DALI OPTICON1スピーカーの組み合わせ

 スロットインタイプのCDドライブを搭載し、音楽CDのほか、CD-R/RWディスクに記録したMp3/WMAファイルの再生に対応。ディスクを挿入すると自動再生を始めるオートプレイ機能を備えている。ランダム/リピート/プログラム再生にも対応する。

 5mm厚のアルミパネルと1mm厚のスチール製メインシャーシに、シリコンラバー製のダンパーを介してディスクメカニズムを固定し、外部からの振動を遮断。音質への悪影響を抑えている。384kHz/32bit対応のDACを搭載する。再生周波数特性は20Hz~20kHz。S/Nは105dB、ダイナミックレンジは100dB。

背面

 前面に有機ELディスプレイを装備。出力端子は同軸デジタル×1とアナログ音声(RCA)×1。IRコントロール入出力も備えている。消費電力は10W(待機時0.4W以下)。外形寸法は280×305×71mm(幅×奥行き×高さ)、重量は4.2kg。リモコンが付属する。