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アイ・オー、24時間連続録画できるTV用USB HDD。DIGA同等のカスタム品採用

 アイ・オー・データ機器は、テレビ録画に特化した設計のUSB 3.0対応外付けHDD「AVHD-AUTBシリーズ」を7月下旬より発売する。容量別で1/2/3/4TBの4モデルを用意し、価格は14,300〜27,700円。パナソニックの「DIGA」や「VIERA」との組み合わせの推奨を取得したHDDになっている。24時間連続録画にも対応するという。

AVHD-AUTBシリーズ

 パナソニックのレコーダ「DIGA」に搭載しているHDDと同等のカスタム品を採用したという、AV機器向けのUSB 3.0対応HDD。横置きで使用する。容量別の価格は下記の通り。

  • AVHD-AUTB1(1TB) 14,300円
  • AVHD-AUTB2(2TB) 16,500円
  • AVHD-AUTB3(3TB) 19,900円
  • AVHD-AUTB4(4TB) 27,700円

 振動を抑えた低騒音のドライブで、長時間加速エージングによる品質検査に合格したもののみを採用。24時間の連続記録にも対応するという。全データ領域の品質検査も行なっており、録画失敗のリスクを低減できるとしている。パナソニック製品との組み合わせの推奨を取得。他社製テレビやチューナ製品でも使える。

 AVコントロールファームウェアを新開発(ATA-7規格:AVコマンドによる録画/再生制御)したことで、テレビ録画に最適な記録/再生が行なえるという。なお、このAVコマンドは、DIGAなど対応製品に接続している場合のみ有効となる。

 本体はファンレス設計で、前面下部から背面に流れるエアフロー構造でHDDを冷却。ボトムカバーには熱伝導率の高い金属製のものを採用している。内部には振動を吸収するゴム製の防振ダンパーを搭載し、底部には周りの振動の影響を受けにくいゴム足を備える。

 HDDの電源は、レコーダやテレビなど接続機器の電源に連動する。Windows 10搭載パソコンと接続して使用も可能だが、録画番組とパソコンのデータを共有させることはできない。

 外形寸法は約196×124×43mm(幅×奥行き×高さ)。重量はAVHD-1TBモデルが約810gで、それ以外は約1kg。ACアダプタなどを同梱する。

 このほか、連続6時間録画や1日15番組以上の予約録画を行なうテストを検証済みというUSB 3.0対応HDD「AVHD-UTBシリーズ」もラインナップ。価格は2TBが14,300円、3TBが16,500円。ファンレス設計を採用し、外形寸法は約196×124×43mm(同)、重量はどちらも約1kg。付属品はACアダプタなど。

AVHD-UTBシリーズ