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Aura、Bluetoothやラジオ搭載の2chアンプ「spirit」。日立製MOSFETで“温かみのある音”
2017年8月3日 12:05
オーラデザイン・ジャパンは、ラジオチューナ、Bluetooth受信機能も搭載したプリメインアンプ「spirit」を8月上旬に発売する。価格は28万円。
1990年代のヒット製品「VA-150」をリメイクしたもので、オリジナルと同様の最大出力150W×2ch(8Ω)を実現。オリジナルは東芝製のパワー・デバイスを採用していたが、spiritは処女作の「VA40」から受け継がれてきた日立製MOSFETの「K1057/J161」を片チャンネル3パラレル・プッシュプルで構成。このパワー・デバイスは、現在はメンテナンス用にごく少量しか生産されていないが、「しなやかで温かみのある真空管アンプの音を彷彿させる音質はAuraのアイデンティティと言っても過言ではない」という。
内部は、大型トロイダル・トランスを中央に、L/Rのオーディオ基板を左右シンメトリーにレイアウト。MOSFETは十分な放熱効果を持つ大型ヒートシンクに取り付け、万全の温度管理を行なう事で、ポテンシャルを最大に引き出している。
Bluetooth受信機能も搭載。チューナはFM/AM受信が可能で、15局の選局メモリ機能も用意する。
入力端子はアナログRCA×2、バランスXLR×1、Phono(MM)×1、USB×1。出力はプリアウト×1,ヘッドフォン×1を装備。外形寸法は430×380×75mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は13.5kg。