“液体のような砂”の上でカヌーに乗り、パピコのなめらか食感を体験。サマソニに出展

　江崎グリコは、8月19日～20日にかけて開催されるロック・フェス「SUMMER SONIC 2017」東京公演に、パピコの「なめらか食感」が楽しめるという体験型アトラクション「なめらカヌー」を出展する。開催時間は両日の9時～21時。出展場所は「ZOZOマリンフィールド」。なお、ブースエリアに入るためには、SUMMER SONIC 2017東京公演チケットが必要。

体験型アトラクション「なめらカヌー」が置かれた、パピコのブースイメージ

　パピコは、チューブ状の容器に入ったアイスで、なめらかな食感が特徴。体験型アトラクション「なめらカヌー」は、水のように流動化したなめらかな砂にパピコ型のボートを浮かべて、それに乗ってカヌー体験が楽しめるもので、「パピコのなめらかな食感を体験できる」という。

　砂には、ものつくり大学製造学科非常勤講師でもある的場やすし氏と、ものつくり大学教授の菅谷諭氏が開発した新技術を使った、「流動床(りゅうどうしょう)」という現象を応用している。流動床インターフェースの実用化は、パピコブースが世界初であり、世界最大規模になるという。

　砂の入った容器の底から、砂の中に空気を吹き込むことで、砂がばらばらになり、空気に攪拌されて、まるで液体になったように振る舞う。この現象が「流動床」と呼ばれるもので、これまで大型焼却炉などに広く使われていた。的場氏によれば、「液状化した砂の上に浮かべたカヌーに乗ると、本当に水の上に浮いているような感覚になりますが水に濡れることはありません。また液状化を止めれば砂がすぐに固くなり、上を歩くことができるという不思議な体験ができる」という。

　ブースではパピコを販売。それを購入し、参加同意書にサインすると、流動化した砂の上に浮かぶパピコ型のボート「なめらカヌー」に乗船できる。砂の上に浮いているボールを掴み、壁面に設置した7つのゴールにシュート。ゴールに入ったボールの数に応じて景品がもらえる。

　なお、SUMMER SONIC 2017東京公演にパピコのブースは「ZOZOマリンフィールド」と「幕張メッセ　ホール6」の2カ所出展するが、「なめらカヌー」があるのはマリンフィールドのみとなる。