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GRADO、XLRバランス対応のフラッグシップヘッドフォン「PS2000e Balanced」
2017年8月18日 12:00
ナイコムは、XLRバランス入力を備えたGRADOのフラッグシップヘッドフォン「PS2000e Balanced (4pin XLR)」を8月25日に発売する。価格は33万9,000円。
7月21日に発売したGRADOフラッグシップヘッドフォン「PS2000e」(31万2,000円)の入力端子はアンバランスのステレオ標準プラグだが、それを4ピンのバランスXLR端子にしたバージョン。対応するヘッドフォンアンプなどとバランス接続できるのが特徴。
ヘッドフォン部はPS2000eと共通で、ハウジングはオープンエア型。手彫りのメイプル・インナー・チェンバーを内部ハウジングとし、スモーククロームの合金製外部ハウジングで覆ったハイブリッド構造。リンギングやその他のノイズ、音の歪みを徹底的に排除したという。
PS2000eと同じく新設計のドライバを採用し、「入力された音声信号を変換し調整するのではなく、入力された音声信号に対する変化を最小限に抑えることで、音楽の持つありのままの情報を再生する」としている。その他にも、シャーシからワイヤー、ボイスコイル、マグネットまで素材を研究して選定。振動板は、放出される信号の回折を最小限に抑えるという形状。新しいエアチャンバー用のフロントキャップやグリルも備える。側圧調整板も内蔵したワイドなレザーヘッドバンドを備える。ニューヨーク・ブルックリンの工場で職人により製造される。
周波数特性は5Hz~50kHz、チャンネルバランスは0.05dB。インピーダンスは32Ω。感度は99.8dB。4ピンXLR-ステレオフォン変換ケーブル、フォン-3.5mmミニ変換ケーブル、延長ケーブルも付属する。
なお、発売後の9月3日に、東京・中野のフジヤエービック PART3で、店頭試聴会が行なわれる予定。