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COWON、Bluetoothと2.5mmバランス出力搭載で約6.5万円のプレーヤー「PLENUE R」
2017年8月25日 11:52
COWON販売は、ポータブルハイレゾプレーヤー「PLENUE」シリーズで初めて、Bluetoothを搭載した「PLENUE R」を9月8日に発売する。2.5mmのバランス出力も備え、価格はオープンプライスで、直販サイトでの価格は64,800円(税込)。カラーはPolaris Silver。
内蔵ストレージメモリは128GB、256GBまでのカードが利用できるmicroSDXCスロットも装備する。
DACはTIバーブラウン「PCM5242」を採用。DACのデジタルフィルタは、Normal、Low Latency、High Attenuation、Asymmetric FIRを用意。ユーザーが切り替えて音の違いが楽しめる。
192kHz/24bitまでのAIFF、Apple Lossless、WV(WavPack)、TTAの再生が可能で、FLACとWAV、DXDは384kHzまでサポート。WAVは32bitにも対応する。5.1ch音源のダウンミキシング再生も可能。DSDも5.6MHzまでサポート。MP3/APE/WMA/OGGも再生できる。ただし、DXDファイルは1/2にダウンサンプリングしての再生となり、DSDはPCM 176.4kHz/24bitへの変換再生となる。
本体の右上にLEDを備え、96kHz/24bit以上のファイルを再生している時は赤く、DSD/DXDは黄色、それ以外の音源は青く光る。
長時間駆動による温度変化や、周辺環境の温度・電圧などによるサンプリング変化を最小化するために、TCXO(Temperature Compensated Crystal Oscillator:温度補償水晶発振器)を搭載。ジッタを低減している。
アンプはTIのSoundPlus。高インピーダンスのハイエンドヘッドフォンでも、外部ヘッドフォンアンプを使わずに強力にドライブできるという。ステレオミニのアンバランス出力に加え、2.5mmのバランス出力も搭載。出力はアンバランスが1.4Vrms、バランスが1.6Vrms、出力インピーダンスはアンバランスが0.8Ω、バランスが1.6Ω。ボリュームは140段階で調整可能。ステレオミニの出力は、光デジタル出力も兼用している。SN比は123dB、全高調波歪率は0.001%。
USB DAC機能も備えている。その場合は、192kHz/16bit、96kHz/24bitまでの対応となる。サポートするOSは、Windows 7/8/10。
COWONのプレーヤーの特徴である「JetEffect 7」を搭載。10バンドイコライザや、BBE+、Reverb、Chorusなどを調節できるもので、50種類のプリセットも用意する。
Bluetooth対応が特徴。プロファイルはA2DP、AVRCPに対応。コーデックはSBCとaptXもサポート。Bluetoothイヤフォンと連携してワイヤレスで音楽を楽しむほか、エフェクト機能の「JetEffect 7」をBluetooth時も利用可能。
省電力回路設計と高効率バッテリで、最大17時間(MP3 128kbps)の再生が可能。96kHz/24bitのFLACでも最大16時間まで再生できる。
CPUはデュアルコアのCortex A9 1.2GHz。起動速度を高速化し、「GUIや音楽再生など多様な機能が安定的で素早く動作する」という。
ディスプレイは3.7型の有機EL。タッチ操作にも対応する。外形寸法は112.9×61.5×13.9mm(縦×横×厚さ)、重量は154g。