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ソニー、さりげなく録音できるブロック型ICレコーダ。リモコン/アプリから遠隔操作
2017年9月12日 13:07
ソニーは、ブロック型で、「さりげなく自然に録音できる」というICレコーダ「ICD-TX800」を10月7日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は20,000円前後。カラーはブラックとホワイトを用意する。
外形寸法約38×38×13.7mm(縦×横×厚さ)、約22gの小型ICレコーダで、背面にクリップを装備。ズボンのポケットの縁や、カバンなどに気軽に取り付けられ、自然に録音できるという。
さらに、本体とほぼ同じサイズのブロック型リモコンも同梱。本体とBluetoothで連携し、離れた場所から録音開始/停止などの操作が可能。リモコンにはストラップホールを備えるほか、付属のキャリングケースで本体とリモコンをコンパクトに収納できる。
録音制御方法は3つあり、本体を操作して録音するほか、Bluetooth連携したリモコンからの遠隔録音、さらに録音専用のスマートフォン向けアプリ「REC Remote」を使い、Bluetooth経由でICレコーダ本体の録音をスタートできる。
素早く録音を開始するため、本体の録音ボタンを押すだけで、電源OFFの状態から録音を開始する「ワンプッシュ録音」機能も用意。リモコンのボタンでは、ワンプッシュ録音は利用できない。
何分後に録音を開始するかを、1分、2分、3分、4分、5分、10分~60分(5分以降は5分刻み)から設定するタイマー機能も用意。本体の上部には録音ランプを備え、ポケットに入れた状態でも録音しているかどうかを確認できる。
本体には高性能なデジタルマイクを装備し、音声をマイク内部でダイレクトにデジタル変換する事で、高音質な録音ができるという。16GBのストレージメモリも搭載しており、最高でリニアPCM 44.1kHz/16bitでの録音が可能。MP3での録音もサポートする。
電池の持続時間は、リニアPCM 44.1kHz/16bitで約12時間、MP3のステレオ192kbpsでは約15時間。再生も可能だが、スピーカーは備えておらず、付属のイヤフォンを利用する。スマホの「REC Remote」アプリから制御して録音している場合は、どちらも約6時間となる。
リチウムイオンバッテリを採用しており、急速充電が可能。約3分の充電で、約1時間の録音が可能。
こすれ音やノイズをカットする「ポケット」モードや、ビジネスシーンで使える「会議」、「講演」、「ボイスメモ」、「インタビュー」と、5種類の録音設定を用意。本体のディスプレイは有機EL。自動トラックマークに時刻情報も付与できる。
ICD-TX800 |
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