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LINEのスマートスピーカー「WAVE」が音声でのテレビ操作に対応

 LINEのスマートスピーカー「WAVE」で採用しているクラウドAIプラットフォーム「Clova」が、20日から音声リモコン機能に対応した。これにより、WAVEと連携した機器を音声を使って操作可能になる。

 音声リモコン機能は、WAVEの赤外線送信機能を使って、テレビなどの家電を操作可能にするもの。Clovaアプリ上で設定したテレビなど家電のリモコンのボタンをアプリの画面に従って学習することで、WAVEに話しかけるだけで、家電の操作が可能になる。

 なお、赤外線方式のため、テレビとWAVEの間に遮蔽物があると、操作できない。

LINE「WAVE」

 9月20日時点では、テレビの電源ON/OFF、チャンネル変更、ボリューム変更に対応。今後、照明など様々な機能に対応する予定という。

音声リモコンで操作できる内容(9月20日時点)

・「テレビをつけて」、「テレビを消して」

⇒電源のON/OFF

「テレビのチャンネルを上げて/下げて/変えて」「テレビを4チャンネルにして」

⇒チャンネルの変更、「変えて」は+1チャンネル

「テレビの音量を大きくして/小さくして」

⇒音量の変更

 WAVEは、音声で操作できるスマートスピーカー。LINEのクラウドAIプラットフォーム「Clova」をベースに、音声対話で天気の確認やアラーム設定を行なったり、LINE MUSICの再生などが可能。一部ユーザー向けの先行体験版として、8月23日より発売された。価格は1万円。今秋には正式版にアップグレード予定。