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Campfire Audio、青い新ハイブリッドイヤフォン「POLARIS」

 ミックスウェーブは、Campfire Audioのハイブリッド型イヤフォン「POLARIS(ポラリス)」を9月29日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は67,800円前後。

POLARIS

 Campfire Audioは、ALO audio CEOのケン・ボール氏が2015年に立ち上げたオレゴン州ポートランドのイヤフォン/ヘッドフォンメーカー。POLARIS(ポラリス)は、低域再生のための8.5mmのダイナミック型ドライバーと、高域再生のためのバランスド・アーマチュア(BA)ドライバーから構成されるハイブリッド型のイヤフォンとなる。

 ダイナミック型ドライバは、新技術「Polarity Tuned Chamber」を採用。ダイナミック型ドライバーをスピーカーにおける「キャビネット」のように機能するチャンバー(空気室)に配置することで、これまで以上にドライバーの音響特性を制御し、ドライバー本来のパフォーマンスを引き出すという。

 高域用のBA型ドライバーは、ANDROMEDAなどの同社イヤフォンと同様のチューブレス設計のための独自技術「Tuned Accoustic Expansion Chamber」を採用。音導管を省略して、高周波域のレスポンスを向上。BAドライバ本来の周波数特性を正確に再現するという。

 筐体は、アルマイト加工処理済のアルミニウムで、Cerakote(セラコート)と呼ばれるセラミックコーティングを施すことで、耐摩耗性、耐食性、耐薬品性、耐衝撃性、硬度などの物理的性能を向上した。再生周波数帯域は20Hz~20kHz、感度は97.5dB SPL/mW、インピーダンスは16.8Ω。

 リケーブルに対応し、イヤフォン側の端子はMMCX。ベリリウム加工を施している。

 ケーブルは、POLARISのための用意したALO audio製「Litz Wire Earphone Cable」で、長さは120cm。通常のLitz Wire Earphone Cableは外観がシルバーだが、POLARISに付属のものは、ブラックとなる。また、導体材料も通常の銀メッキ銅導体ではなく、銀メッキを施していない「純銅導体」の線材を採用している。「POLARISのチューニング過程において、POLARISに搭載している8.5mmのダイナミック型ドライバーと純銅導体ケーブルの相性が非常に良かった」ため、このケーブルを採用することとしたという。プレーヤーとの接続端子は3.5mmミニ。

POLARIS専用のLitz Wire Earphone Cable

 キャリングケースのほか、シリコン、フォーム、SpinFitの3種類のイヤーチップ、クリーニングツールなどが付属する。