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OPPOのUHD BDプレーヤー「UDP-205/203」がRoon対応。大幅機能拡充
2017年9月20日 07:00
OPPO Digital Japanは、Ultra HD Blu-rayプレーヤー「UDP-205」と「UDP-203」を、統合音楽再生ソフトウェア環境の「Roon」に対応するファームウェアを20日より提供開始した。
Roonは、Roon Coreと呼ばれるサーバー上の楽曲を、様々な対応機器上で再生可能にする統合音楽再生環境で、充実した楽曲関連メタデータからの選曲・検索性の高さや、レスポンスのよい操作性などが特徴。料金は年額119ドル('17年9月20日現在)。UDP-205とUDP-203のアップデートにより、両製品が「Roon Ready ネットワークプレーヤー」として動作可能になり、Roonのコントローラから、出力先としてUDP-205/203を選択し、音楽出力が可能になる。
なお、UDP-205/203をRoon Readyネットワークプレーヤーとして利用する場合、現行のファームウェアでは一部制限があり、2ch再生のみの再生対応で、マルチチャンネルファイルはRoon側でステレオにダウンミックスされる。また、DSDファイルはPCMに変換される。なお、Volume Leveling機能は使わないよう呼び掛けている。
そのほか、HDMI入力のHDR10対応やギャップレス再生対応などの機能強化も図られている。
- Roonをサポート。UDP-205およびUDP-203が「Roon Ready」のネットワークオーディオプレーヤーとして機能(機能制限はFAQで紹介)
- HDMI入力端子経由の映像入力がHDR10に対応。HDMI IN設定がセットアップメニューに追加
- ギャップレス再生に対応。セットアップメニューにギャップレス再生設定を追加(本ファームウェアでは機能制限あり)
- 21:9のアスペクト比に対応。
- Seagate製HDDの特定のモデルとの互換性が向上
- Audirvana Plusを利用してUSBオーディオ機能を利用する際の再生安定性が向上
- 全般的なUHD BDディスクその他のディスクの再生互換性を向上
【更新内容】
UDP-205/203は、Ultra HD Blu-rayのほか、BD/DVD/SACD/CDなども再生できるプレーヤー。HDMI入力やネットワークオーディオ機能も備えている。上位モデルの「UDP-205」は、バランス出力(XLR)や専用電源、HDMIオーディオ出力のジッタを低減する独自技術を採用し、DACはESS「ES9038PRO」を搭載する。直販価格は199,800円。UDP-203は旭化成エレクトロニクス製DAC「AK4458VN」を搭載。直販価格は85,000円。