ボーズ、スピーカー/アンプ搭載の一体型PAシステム

-ウーファやEQ機能も。持ち運びを考慮した構成


L1 Compact potable line array system

6月10日発売

標準価格:144,900円


 ボーズ株式会社は、ラインアレイスピーカーとアンプ、ウーファ内蔵のパワースタンドをセットにしたステージ向けのサウンドシステム「L1 Compact portable line array system」を6月10日に発売する。価格は144,900円。

パワースタンド

 ステージなどで利用可能な簡易PAスピーカーシステム。2008年に発売された「L1 model I system」の新シリーズとしてラインナップ。商品構成はラインアレイスピーカーと、PA/モニター/アンプ/ミキサー/EQ機能やサブウーファを内蔵したパワースタンド、エクステンション×2。前モデルに比べて、より持ち運びを考慮した構成になっている。付属のキャリングバックを利用することで、1度の運搬で持ち運びができる。また、接続なども容易とし、「約1分で簡単にセットアップが行なえる」という。

 大きな会場を想定したフロア設置ポジションや、小さな会場を想定したテーブル設置ポジションなど、会場や用途に合わせて、2パターンの設置に対応。フロア設置の場合、付属のエクステンションを利用し、高さ約200cmまで伸長可能。

フロア設置ポジションテーブル設置ポジション1度で持ち運びが可能

接続端子面

 ステージから会場へ水平180度をカバーする均一な音響エネルギーの放射が可能な「Bose Spatial Dispersion loudspeaker technology」を採用。また、ハンドマイクとアコースティックギターの特性に合わせてそれぞれの音色を自動で最適化する2種類の「ToneMatch signal processing circuitry」を内蔵する。

 入力端子はマイク用XLR、Phone、RCA、ステレオミニを各1系統。Phone、RCAの出力端子も備える。重量はフロア設置ポジション組み立て時で13.3kg。パワースタンド専用スリップカバーなどが付属する。



(2009年 5月 18日)

[AV Watch編集部 大類洋輔]