zionote、StyleaudioのUSB対応ヘッドフォンアンプ

-単体DACとしても利用可能。49,800円


使用イメージ。ヘッドフォンは付属しない

3月31日発売

標準価格:49,800円

  zionote株式会社は、韓国Styleaudioの新製品として、USB接続のDAC内蔵ヘッドフォンアンプ「CARAT-TOPAZ」を3月31日に発売する。価格は49,800円。直販サイトではCARATシリーズの登録ユーザーを対象にした優待販売も実施しており、CARAT-PERIDOTユーザーには42,800円で販売するなどの値引きが行なわれている。

 CARATシリーズの上位機種ライン「JEWELシリーズ」の1モデル。USBでPCと接続可能なヘッドフォンアンプで、アナログ音声出力(RCA)も用意。シリーズで初めて光デジタル入力も備えており、単体DACとしても利用できる。対応OSはWindows 2000/XP/Vista、Mac OS 9.1、OS X10.0以降。

 DAC部にはバーブラウンの「PCM1792」を採用。デジタルコントローラーはシーラスロジックの「CS8416」を採用。高精度な温度補償型水晶発振器(TCXO)や、三洋のOS-CON、WIMAのフィルムコンデンサなど、高級オーディオ用パーツを投入した。USBコントローラーはバーブラウンの「PCM2707」。

前面背面

 アナログ部にはアナログ・デバイセズの「AD817」2基と、バーブラウンの「OPA2134」2基、TIの「NE5534」4基という、3種類、合計8個のオペアンプを使用。ヘッドフォンアンプ段では「OPA2134」を、出力段では「AD817」を使用しており、出力の左右チャンネルに3個ずつ、計6個のオペアンプを使うHEXAD方式の「左右分離ツインモノ構成」を採用。音質を大幅に向上させたという。推奨ヘッドフォンインピーダンスは24~300Ω。

底面と側面
 内部は入力、DAC、メインパワー、アナログなど機能別に区域をわけ、分割配置。回路的にも分離しており、独立した単一モジュールのDC-DCコンバータを使うことで回路間の干渉を低減。電源もOS-CONやWIMAコンデンサ、TDKのインダクターで構成した整流回路を通し、安定させた電源で動作させている。

 筐体はアルミニウム製で、ボリュームノブもアルミ削り出し。銅製スパイクと振動対策シャシーで振動対策を行なっている。入力端子はUSB 1.1、光デジタルを各1系統。出力は標準プラグ用ヘッドフォンと、アナログ音声(RCA)を各1系統備えている。外形寸法は75×125×30mm(幅×奥行き×高さ)。推奨エージングタイムは50時間以上。

[AV Watch編集部 山崎健太郎]