キヤノン、「iVIS HF20」専用の水深40m対応防水ケース

-62,790円。水中撮影モードも利用可能に


iVIS HF20装着時

4月下旬発売

標準価格:62,790円



 キヤノンは、AVCHDビデオカメラ「iVIS HF20」専用の水中撮影用ケース「WP-V1」を4月下旬に発売する。価格は62,790円。

 小型/軽量が特徴のフルHD AVCHDビデオカメラHF20を装着できる防水ケース。水深40mまで対応(IEC/JIS保護等級IPX8相当)し、ダイビングや、雨天時のアウトドア撮影などで利用できる。

 HF20を装着し、ケースの外側からカメラ本体の撮影ボタンやズームレバーなどが操作可能。操作できる機能を最小限に絞り、機能ごとに色を変えることで誤操作の防止を図っている。大型のズームレバーにより、手袋をはめたままでも細かな操作が行なえるという。

 急激な温度変化による結露を防ぐ二重ガラスや、光の反射を防ぐマルチコーティングを施したレンズ窓を採用。レンズ部のフィルタ径は67mmで、別途フィルタやワイコンなどを取り付け可能となっている。

 HF20の撮影機能として、「水中モード」が搭載されており、全体に青みがかった映像になりがちな水中撮影時にも、より自然な色合いで記録可能。ただし、出荷時のHF20には撮影メニューに水中モードが表示されず、WP-V1の購入により設定可能となる。水中モードでは、レンズから約30cm(ワイド端)まで近寄って撮影できるという。

ケース外観

HF20装着時の前面

撮影ボタンやズームレバーなどがケースの外から操作できる

 既発売の防水ケース用ウェイト「WW-DC1」(60g×4枚/3,000円)を三脚穴に装着することで、水中で撮影しやすい浮力に調整可能。淡水での目安は60gのウェイト4枚としている。

 外形寸法は約235×169×112mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約845gで、HF20装着時は約1,245g。


(2009年 3月 4日)

[AV Watch編集部 中林暁]