ティアック、PCMレコーダ「DR-100」が96kHz録音に対応

-無償アップデートで最高24bit/96kHzサポート


5月7日公開


DR-100

 ティアック株式会社は7日、TASCAMブランドのポータブルリニアPCM(WAV)レコーダ「DR-100」のアップデータを公開した。プログラムサイズは628KB。

 最新のVer.1.10にアップデートすることで、録音モードとして従来の「STD」(44.1/48kHz)のほかに、44.1/48/96kHz対応の「HS」モードが追加。新たに96kHzをサポートし、最高24bit/96kHzでPCM録音可能になる。MP3録音は従来と同じ44.1/48kHz。

 なお、96kHz録音時には制限事項があり、オーバーダビングができないほか、再生スピード変更機能やVSA(Variable Speed Audition)が動作しない。また、ループ再生の開始時に間隔が空くほか、ファイルを分割するトラックインクリメントの間隔は4秒以上となる。



(2009年 5月 7日)

[AV Watch編集部 中林暁]