マイクロソフト、Windows 7の参考価格を発表
-Professionalが39,690円、Home Premiumが26,040円
マイクロソフト株式会社は26日、次世代OS「Windows 7」のパッケージ製品構成と参考価格を発表した。Windows 7は、米国では10月22日に発売。ただし、日本での発売日については明言していない。
パッケージは、すべての機能を搭載した最上位エディションの「Ultimate」、仕事と家庭で必要な機能を備えたという「Professional」、ホームPCユーザー向けの「Home Premium」の3種類が用意される。
いずれも価格はオープンプライスで、通常版のほか、Windows XP/Vistaからのアップグレード用の「アップグレード版」が用意される。参考価格は、Ultimateが40,740円(通常版)/28,140円(アップグレード版)。Professionalが39,690円/27,090円、Home Premiumが26.040円、16,590円。
26日以降にVistaパッケージ版やVista搭載パソコンを購入するユーザーに対し、低価格、もしくは無償でWindows 7へのアップグレードを提供する「優待アップグレードキャンペーン」も実施。また、26日から7月5日までの10日間オンライン限定で、Home Premiumのアップグレード版を7,777円で、Professionalアップグレード版を14,777円で予約受付する「Windows ありがとうキャンペーン(ショップにより価格差あり)」も実施する。
【追記】
「Windowsありがとうキャンペーン」は当初予定の10日間を待たずに、予約限定本数に到達したためキャンペーン終了した(6月29日)
また、Windows 7におけるハードウェア製品との連携機能についても発表。新たにTaskbar Favoritesとよばれるタスクバーのカスタム機能を追加する。
Windows LiveムービーメーカーとWindows Liveフォトギャラリーでは、ウェブカメラの写真や動画との連携を強化。ムービーメーカーで動画作成し、SNSに投稿する機能などを追加する。さらに、携帯電話やカメラ、プリンタ、ポータブルメディアプレーヤーなどのデバイスの製品情報や、各種設定などの操作が可能な「デバイスステージ」や、開いている全ウィンドウを画面上にサムネイル表示する「Windowsフリップ」も搭載する。
(2009年 6月 26日)
[AV Watch編集部 臼田勤哉]