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2026年F1の視聴方法まとめ。「FOD F1」チャンピオンコース加入してみた

「FOD F1」チャンピオンコースに加入した

3月6日に2026年のF1シーズンが開幕する。今季は日本の視聴環境も変化。フジテレビが2030年までの5年間に渡る日本での独占配信権を獲得し、2016年からF1を配信してきたDAZNでの提供が終了した。開幕戦のオーストラリアGP、そして3月末の第3戦日本GPに向けて、改めて今季のF1視聴方法を整理しておこう。

2026年シーズンのF1を生放送/配信で視聴する方法は3つ。CS放送の「フジテレビNEXT」、そのフジテレビNEXTの番組をスマホやタブレットで視聴できる「フジテレビNEXTsmart」、そして動画配信サービス「FOD」だ。

なお、フジテレビは地上波でもF1を放送するが、これは生中継ではなくハイライト。2026年のF1は全24戦が予定されているが、このうち厳選した最大5レースがハイライト放送されるため、予選や決勝を生中継/配信で楽しんだり、1年を通してシリーズを楽しむには上述した3サービスのいずれかに加入する必要がある。

地上波でのハイライトは、すでに第1戦オーストラリアGPと第3戦日本GPの放送が発表されている。第1戦オーストラリアGPは3月8日23時15分~23時45分、第3戦日本GPは3月29日23時15分~23時45分に放送。両日とも、関東ローカルで23時9分から見どころも放送される。

録画したいなら「フジテレビNEXT」

「フジテレビNEXT」公式サイトより

CS放送「フジテレビNEXT」は、スカパー!やJ:COM、ケーブルテレビなどの視聴環境があれば、「フジテレビNEXTライブ・プレミアム」か「フジテレビONE/TWO/NEXT 3チャンネルセット」に加入すると視聴可能。テレビの大画面で視聴できるほか、レースの録画、録画したレースをディスクに焼いて保存する、といった楽しみ方もできる。

同チャンネルは、スカパー!とJ:COM、ケーブルテレビ、ひかりTV、auひかりで提供中。チャンネル自体の視聴料金は3月31日まではフジテレビNEXTライブ・プレミアムが月額1,980円、チャンネルセットが月額2,310円。どちらも4月1日から価格改定が予定されており、それぞれ月額2,580円、月額2,910円となる。

また、チャンネルの月額視聴料に加え、スカパー!など契約するサービスによって別途、基本料が発生する。

またスカパー!とJ:COMで契約している場合、後述する配信サービス「フジテレビONEsmart/TWOsmart/NEXTsmart」が付帯しているため、追加費用なしでスマホやタブレットで番組を視聴可能で、見逃し配信も利用できる。

手軽に観るなら「フジテレビNEXTsmart」

「フジテレビONEsmart/TWOsmart/NEXTsmart」公式サイトより

「フジテレビONEsmart/TWOsmart/NEXTsmart」は、CS放送をベースとしたPC・スマホ・タブレットで見られるインターネットチャンネル。CS放送のフジテレビONE/TWO/NEXTで放送されている番組を、スマホなどで楽しめる。

アンテナ設置や工事不要でCS放送と同じコンテンツをPCやスマホ、タブレットで楽しめるのが大きな特長。

一方で、基本的にはCSと同じ放送内容がリアルタイムで配信されるサービスのため、一般的な動画配信サービスのように「自分の好きなタイミングで、好きな作品を観る」という使い方はできず、放送時間を確認して、その時間に合わせて視聴する必要がある。

一部コンテンツは見逃し配信も行なわれるとのことだが、3月4日時点で編集部が確認したところ、F1関連番組の見逃し配信は行なわれていなかった。

こちらも契約方法はチャンネル単体とフジテレビONE/TWOも含めた3チャンネルセットの2種類が用意されており、視聴料金はCS放送と同様。チャンネル単体が3月31日までは月額1,980円、3チャンネルセットが月額2,310円。4月1日からはそれぞれ月額2,580円、月額2,910円となる。

契約はFOD、スカパー!の動画配信サービスである「SPOOX」、「J:COM TV」「ひかりTV」経由で行なう。

月額料金はCS放送と同額だが、アンテナ設置や工事などが不要ですぐに楽しめるため、もっとも手軽、かつリーズナブルにF1を楽しめるのが、このフジテレビNEXTsmartとなる。単体契約の場合、見逃し配信が利用できないのはネックだが、「とにかくコスパ良くF1を観たい」という人には最適な視聴方法と言える。

ライトにもディープにも楽しみたいなら「FOD」

FOD配信ページより

FODは、フジテレビの動画配信サービス。日本でのF1独占配信権獲得にあわせて、新プラン「FOD F1プラン」が導入されており、これを契約することで2026年シーズンのF1全戦・全セッションをライブ配信で視聴できるほか、30日間の見逃し配信も利用できる。

そのほか、F1以外にもFODで配信されているドラマやアニメが見放題で楽しめるほか、200誌以上の雑誌、毎週金曜日にTOHOシネマズで映画をお得に楽しめるサービスなども受けられる。

また、このFOD F1プランでは、CS放送と同じフジテレビ実況・解説陣によるバージョンに加え、昨年までDAZNでF1実況・解説を行なっていたサッシャ氏、中野信治氏による実況・解説バージョンでF1を楽しめる。昨年まで“DAZN派”だった人には嬉しいポイントだろう。

視聴はPC、スマホ、タブレットに加え、FODに対応しているスマートテレビ、Fire TV、Apple TV、PlayStation 5などに対応。テレビなどの大画面でレースを楽しむこともできる。具体的な視聴可能端末は公式サイトまで。

プランは月額3,880円の「スターターコース」、同4,900円の「プロコース」、同5,900円の「チャンピオンコース」の3つ。いずれのコースでもF1のフリー走行から予選、決勝までの全セッションをライブ配信/見逃し配信で視聴できる。

なお、どのプランでもライブ配信・見逃し配信ともに広告が挿入されるが、「セッション中の広告挿入は予定していない」とのこと。

もっともリーズナブルなスターターコースでも、上述したフジテレビNEXTやフジテレビNEXTsmartより、月額料金が高くなってしまうが、30日間の見逃し配信、実況・解説陣を選択できる点が大きな違いとなる。

またプロコースとチャンピオンコースは、F1公式の動画配信サービスである「F1 TV」と連携でき、走行している車両の車載映像(オンボードカメラ)やチームラジオ、セクタータイムなど、より細かなデータを観ながらF1を楽しめるようになる。

チャンピオンコースでは、オンボードカメラや中継映像などを4K/HDR映像で視聴可能。さらに画面を最大4分割できるマルチビュー機能、最大6台までの同時視聴に対応するため、最大で24画面を表示できる。

そのため環境を整えれば2026年シーズンを戦う全車両(22台分)のオンボードカメラ映像と中継映像、セクター情報を網羅することもできる。ちなみにプロコースの同時視聴デバイスは1台のみ。マルチビュー機能や4K HDRも利用できない。

F1 TVで配信されているアーカイブ映像では、日本語の実況音声は選択できないが、FOD F1で実況を担当するサッシャ氏は自身のXで「F1 TVでも日本語音声が聴ける予定」と投稿しており、2026年シーズンでは日本語音声も選択できるようになるようだ。

そのほか、F1を目指す若手ドライバーたちが戦うF2やF3といった育成カテゴリ、女性ドライバー限定のF1 ACADEMY、ポルシェ・スーパーカップレースといったレースも視聴できるほか、過去50年のレースアーカイブ映像を見直すこともできる。

FOD F1「チャンピオンコース」に加入。F1 TVと連携してみた

最後に実際にFOD F1のチャンピオンコースに加入してみたので、手順を紹介しよう。といっても方法は簡単で、まずはFOD F1を契約するためのFODアカウントを作成して加入するコースを選択。クレジットカード情報など必要事項を入力すればFOD F1プランを契約できる。

「チャンピオンコース」加入後、F1 TVとの連携を促す画面が表示された

FOD F1プランを契約すると、「F1 TV」とのID連携を促す画面が表示される。ここからF1 TVとFOD F1プランを契約したFODアカウントの紐づけが可能だ。

なお、紐づけにはF1公式サイトで無料登録できる「F1アカウント」が必要。まだアカウントを作成していない場合も、遷移先のページの「Register(登録)」からアカウントを新規作成できる。

遷移直後のページ。F1アカウントでのログイン、またはアカウント作成を求められる

筆者の場合、F1 TVのページに遷移した後は英語表示だったので、画面を一番下までスクロールすると表示されるF1ロゴの下にある「JA」を選んで、日本語表示に切り替えた。

F1アカウントでログインすると「アカウントの同期」を求められる。表示は英語だったが、画面左下、赤丸で囲んだ「JA」を押すと日本語表記になる
連携完了後の画面

F1アカウントでログインすると「アカウントの同期」または「SYNC YOUR ACCOUNTS」を押すことで、自動的に自分のFODアカウントとF1アカウントが紐づけされて準備は完了。

スマホ用「F1 TV」アプリから、各種動画を視聴可能。昨年のF1日本GPのアーカイブ映像も視聴できた
iPhone用アプリでマルチビューを使っているところ

あとは紐づけたF1アカウントで、F1 TVにログインすれば、過去のレースアーカイブなどを視聴可能。また、過去のアーカイブ映像も4画面のマルチビューで楽しめる。F1 TVはWebブラウザだけでなく、アプリからも視聴可能。

なお、マルチビューはiOS/iPadOSや、tvOS、Android端末で利用可能。Webブラウザの場合、マルチビューが使えるのはGoogle ChromeとMicrosoft Edgeのみで、Safariでは非対応。筆者は最初、MacBook AirのSafariでログインしていたため、少し戸惑ってしまった。Macユーザーは注意してほしい。

酒井隆文