オンキヨー、薄型プリメイン/SACDプレーヤーの黒モデル

-直販限定。発売前に試聴イベントを開催


A-5VL(B)
8月8日発売

直販価格:「A-5VL(B)」69,800円
       「C-S5VL(B)」52,800円


 オンキヨーエンターテイメントテクノロジー株式会社は、オンキヨーの直販サイト「e-onkyo direct」限定製品として、6月に発売した薄型筺体のプリメインアンプとSACDプレーヤーのブラックモデルを8月8日に発売する。

 直販価格は、プリメインアンプ「A-5VL(B)」が69,800円、SACD/CDプレーヤー「C-S5VL(B)」が52,800円で、既発売のシルバーモデル(S)と同じ。カラー以外の仕様に変更はない。

 同製品の発売に伴い、プロモーション用の特設サイトも用意。キャンペーン第1弾として発売直前の試聴イベントを開催し、特設サイト内で参加者を募集する。


■ A-5VL(B)、C-S5VL(B)

 両製品とも、高さ80mmという薄型筐体を採用。ピュアオーディオ入門機と位置づけられている。

 A-5VLは、独自のデジタルアンプ「VL Digital」を搭載。最大出力は90W×2ch(4Ω)、定格出力は40W×2ch(8Ω)。電源部には、大容量ながら薄型化を実現したというEIタイプトランスを左右独立で2基搭載。DA変換時のデジタルノイズに対し、可聴帯域の信号波形のみに反応する独自のフィルタ回路「VLSC」を搭載し、音の実在感や音場感を向上させている。DACはバーブラウンの「PCM1796」。

 入力端子は光デジタル×2、同軸デジタル×1、アナログ音声×5。アナログ出力端子は、太いケーブルも接続できる19mmピッチの金メッキ削り出し品を採用。MM/MC型カートリッジ対応のフォノイコライザーも内蔵している。 スピーカー端子はバナナプラグ対応。外形寸法は435×340×80mm(幅×奥行き×高さ)、重量は10.2kg。リモコンが付属する。

C-S5VL(B)
 SACD/CDプレーヤーのC-S5VLは、MP3やWMAを記録したCD-R/RWの再生も可能な製品。SACDはステレオ再生のみに対応し、マルチチャンネルには対応しない。

 水晶発振素子の温度を一定に保ち、発信周波数の安定を保つヒーティング回路を搭載。さらに、デジタル波形のジッタを抑制するジッタクリーナも装備する。DACは24bit/192kHz対応のWolfson製「WM8742」。独自のVLSC技術も搭載している。

 出力端子は光デジタル×1、同軸デジタル×1、アナログ音声×1。デジタル出力ON/OFF機能も備えている。 外形寸法は435×318×80mm(幅×奥行き×高さ)、重量は4.5kg。リモコンが付属する。



■ 発売直前の試聴イベント

 上記2製品を使った試聴イベントを8月1日に東京都港区で開催。特設サイト内で申込みを受け付けている。参加費は無料で、募集人数は30名。応募締め切りは7月22日の10時。応募者多数の場合は抽選となる。イベント会場などの詳細は、当選者に案内される。

 イベントでは、製品説明や開発秘話などのプレゼンテーションに加え、オクタヴィア・レコードの協力によるSACD再生デモや、実機に触れられる時間も用意。持参したCDを聴くこともできる。



(2009年 7月 6日)

[AV Watch編集部 中林暁]