三洋、重さ3.4kgで輝度4,500ルーメンの液晶プロジェクタ
-コーナー4点の台形補正機能、1.6倍ズーム搭載
三洋電機株式会社は、液晶データプロジェクタの新製品として、小型モデルで輝度4,500ルーメンの「LP-XU106」を11月20日に発売する。価格は57万5,400円。
外形寸法334.2×257.5×78.4mm(幅×奥行き×高さ)/重量3.4kgで、「モバイルクラス業界最高輝度」とする4,500ルーメンを実現した液晶プロジェクタ。光源に275Wランプを使用し、冷却技術を駆使した新光学エンジンにより、小型/軽量で高輝度を可能にしたという。パネルは0.8型/解像度1,024×768ドット。コントラスト比は1,000:1。
台形歪み補正が可能な「コーナーキーストーン補正」を搭載。映像の四隅をリモコンまたは本体ボタンで指定して補正できるもので、同社プロジェクタでは初の採用となる。自動台形歪み補正の「オートキーストーン補正」(上下±40度/左右±30度)も搭載。電源を入れるだけで入力信号を判別して自動設定する機能も備えており、初心者でも簡単にセットアップできるとしている。
背面端子部 |
レンズは光学1.6倍ズーム対応(F1.7~2.5、f=19.2~30.2mm)。ズーム/フォーカスは手動。投写サイズは40~300型(投写距離0.93~11.5m)。
Ethernetを備え、パソコンからネットワーク経由でプロジェクタを制御可能。そのほかの機能として、黒板や色の付いた壁に投写できる「黒板モード」、「カラーモード」も搭載。画面を一時停止できる「フリーズ機能」や、電源コードを接続するだけで電源ONとなる「オンスタート機能」、電源OFF後のクールダウンが不要な「イージーオフ機能」なども利用できる。
映像入力端子はS映像/コンポジットが各1系統と、アナログRGB(D-Sub 15ピン)が2系統(うち1系統はコンポーネント兼用)。アナログRGB(D-Sub 15ピン)のモニター出力も備える。音声入力はアナログ×3(RCA×2、ステレオミニ×2)。ステレオミニの音声出力も備える。出力1Wのモノラルスピーカーを内蔵する。リモコンやソフトキャリングケースなどが付属する。
(2009年 8月 26日)
[AV Watch編集部 中林暁]