加賀コンポーネント、HDMI搭載のDLP短焦点プロジェクタ
-輝度3,000ルーメン。1mで76型を投写可能
加賀電子株式会社の子会社である加賀コンポーネント株式会社は、DLPプロジェクタの新製品として、HDMI端子を備えた短焦点モデル「KG-PH1004XS」を8月下旬に発売する。価格は262,500円。
0.55型/解像度1,024×768ドットのチップを搭載するDLPプロジェクタ。76型の投写が1mの距離で行なえ、「超短焦点プロジェクタでクラス最高輝度」とする3,000ルーメンを実現している。コントラスト比は2,000:1。
中間色の再現性を高めるTIの「Brilliant Color」を搭載。また、微妙な色調整が行なえるという「Variable Illumination」も備える。レンズは単焦点で、投写サイズは37.5~378.5型。投写距離は、60型が0.79m、80型が1.06m。手動の台形補正機能や、壁色補正機能なども利用できる。
背面 | 付属リモコン |
入力端子が豊富なことも特徴で、HDMIとHDCP対応DVI、コンポーネント、S映像、コンポジット、アナログRGB(D-Sub 15ピン)を各1系統装備。アナログRGB出力も備える。音声入力は2系統(RCA/ステレオミニ各1)で、音声出力はステレオミニ×1。本体に3Wのモノラルスピーカーを内蔵。そのほか、EthernetやRS-232C、USB端子も搭載する。
消費電力は350Wで、エコモード時は290W。騒音は32dB(エコモード時28dB)。外形寸法は312×250×100mm(幅×奥行き×高さ)、重量は3.7kg。リモコンやソフトケースが付属する。
(2009年 8月 31日)
[AV Watch編集部 中林暁]